K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

やっと秋?

先週末までずっと暑くて昼間は30度以上ありましたが、今週に入って昨日からぐんと涼しくなりほっとしています。それにしても今年の夏は長かった。このまま秋に突入してくれるといいのですが。最近いろいろなところで野鳥たちの餌が取れるのでしょう。我が家を訪れる鳥の数は相変わらず少なくなりました。それでも前回からちょっと時間が立っているので、いろいろと写真が撮れました。

インコのピノくんの吊るし餌の古いのを桃ノ木に吊るしたら、Eastern Rosella やGalahが食べにきました。

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それから、前回に引き続きRainbow Lorikeetsがグループで相変わらず訪れています。こんなにたくさん一度に見るのは初めて。

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前にも紹介したとおり、Rainbow Lorikeetsは野鳥の中で、そんなに体は大きくないのに、けっこうやんちゃでいばっているんです。彼らが餌を食べてると他のときは追い払われるので遠慮します。

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気温が高かったので、またいろいろな野鳥が水浴びに。下はCrimson Rosellas.

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外国からの渡り鳥Noisy Miners.

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そしてBird of Prey(小動物や小鳥を襲って食べる)Currawongも。

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ところで、デイジーもあと数ヶ月で12歳。若い時には顔全体が真っ黒だったけど、最近は口のまわりに白髪が目立ちます。目も少し白く濁ってきました。それでも毎日ボール遊びや30分の散歩など、元気に運動は欠かしません。運動さぼると、退屈して吠えるので近所迷惑になるんです。

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先週、同じ日に誕生日だった私ともう一人の同僚のために、他の同僚たちが超多忙なのに手作りのランチに招いてくれました。これはその時にもらったブーケ。いい仕事仲間に恵まれて本当にラッキーですわ。

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どうしてこんなに暑いの?

2月の後半の2週間ほど日本へ帰国してきました。ふるさとの静岡では梅や桜らしき花が咲いていて春の気配があちこちに。滞在中は京都へ仲のいい高校の同級生3人と旅行しました。京都は冬なのに海外からの観光客でどこも大賑わい。昔、JRで観光客が少ないから冬の京都をよくコマーシャルでアピールしていましたけど、そんな時代は終わったのかなあと思いました。京都はもう何回も行っていますが、今回は今までに行ったことのない穴場に連れて行ってもらいました。それから、友達の住んでいる富士市を初めて訪問。駅を降りて、駅前通りを友達の家まで車で向かっている時に、ど〜んと迫力のある大きな富士山が真正面に見えました。それからいろいろ市内を移動中、大きな富士山をあちこちで目の当たりにして感激。お茶畑があちこちにあって、農家の人たちはあんなに大きい富士山を見ながら毎日農作業をしているのかとうらやましくなりましたわ。それから入った喫茶店で出されたお水のおいしかったこと。一気に飲み干しました。友達曰く、富士山に降り積もった雪が100年かけて地下水から湧き出たものらしい。今回もおいしいものもたくさん食べて日本を満喫して帰国しました。

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帰国早々、勤めている大学の新学期。今年も教えている日本語や日本文化の科目はとても人気が高く、履修する学生がど〜んと増えました。オーストラリア人の学生は本当に真剣に勉強します。授業中の居眠りなんかは絶対にありませんわ。

さて、長い前置きはこれくらいにして、ずっとさぼっていた我が家の庭のレポートです。日本へ帰国中は知り合いの日本人のFさんが犬のデイちゃんとピノちゃんの世話をご親切にしてくれました。心より感謝。帰ってきたらなぜか訪れる野鳥の数が減ってしまっていましたが、それでも珍しい Rainbow Lorikeetというカラフルな鳥が野鳥用の餌を食べにきていました。3羽で、親子なのかも。おもしろいのは他のオウム系の鳥は2本の足を交互に出して歩くのに、なぜかこの鳥は両足を揃えてホップします。

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それから、鮮やかな赤と青のCrimson rosellaたち4羽が入れ替わり立ち替わり水鉢の水に入ろうとにぎやかにしていましたわ。気づいたのですが、3月なのにまだ30度以上の日が続いていて、とっても暑い。どうして今年はこんなに暑いのかしら?

f:id:Wattlebird:20190311054654j:plain上の写真は網戸越しに撮ったのでちょっと紗がかかってしまっています。下は窓ガラス越しに撮ったもの。

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最近、ウサギを見かけないと思ったら、お隣のLさんの裏庭に出没しているのを発見。何かおいしいものでもあるのかしら?

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秋の気配

ずっと猛暑が続いてぐったりでしたけど、最近夕立が降ったりして、気温もピークよりずっと涼しくなりました。一雨ごとに秋に向かっているようです。やれやれ。

いつも上空を通過していただけのLittle Corellaのグループが我が家の庭に舞い降りてきました。独特な鳴き声を出してものずごい迫力です。

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コレラたちは先にいたピンクとグレーのGalahたちを追い出してしまいました。

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体がやや小さいガラーたちは仕方なく餌台を譲りますが、うらめしそう。

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コレラも仲間で餌を取り合っています。

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相変わらずピンクとグレーのガラーたちはグループで毎朝我が家の庭を訪れています。下の写真は水を飲んでいたガラー。いつも水鉢には興味を示さないので、珍しい。

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最近雨が降ったので普通は初夏に咲くはずの藤の花がたくさん咲きました。

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朝顔のような形をした濃いオレンジの花も。調べたら、英語でChinese Trumpet Vine、日本語で「ノウゼンカズラ」と言うらしい。

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涼しくなってデイジーは毎日朝ごはんのあと、朝寝をしています。

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Extreme heatwave!

クリスマス前ぐらいから毎日30度以上の気温が続き、もうそろそろ涼しくなるかと期待していたら今週になってさらに35度以上の暑さが続いています。日照りが長引いて庭の草も茶色に焼けてきました。もうそろそろ雨が降ってもいいかなと期待していましたが、午後から夕方にかけて雲がたくさん出てきても、雨がパラパラと10分ぐらいしたら止んでしまいます。完全に干ばつですわ。仕事が正月明けから始まりましたが、暑さに弱いのでダラダラとしております。ブログもつい長いことごサボってしまいました。今回は長編です。

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最近ふと庭を見ると、不思議な光景が。Red wattlebird (写真右)が自分より体の大きいKoelというカッコーの一種の幼鳥(写真左)に水鉢から水をすくってあげているのです。そういえばこの幼鳥のけたたましい声がよく聞こえていました。Red wattlebirdはカッコーに「托卵」されたようです。以前のブログでも紹介したと思いますが、せっかく巣を作って自分の卵を産んでも、カッコーがその巣に卵を産み付けると、体が大きくて強いカッコーの赤ちゃんがRed wattlebirdの産んだ卵や孵化した幼鳥を巣の外へ出してしまうのです。こうして、それに気づかないwattlebirdの親が自分の子だと思って、カッコーの子を育てるのです。食欲旺盛な体が大きい幼鳥をwattlebirdの親は忙しく餌を集めては与えています。気の毒ですわ。

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Eastern Rosellaが2羽水浴びに訪れました。左のロゼラは白っぽく色が抜けていて珍しい。まだ若い鳥なのかしら?

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暑い時は水浴びは待った無し。他の鳥がいても遠慮していられません。珍しくEastern rosellaとMagpie larkが水鉢の上で鉢合わせ。

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半年前からほとんど毎日夕方30分デイジーを散歩しています。最近とても暑がるので、犬用に買ってあった子供用のプールに水を張り、その中に入れて水あびをさせてから散歩に出かけます。なぜかデイジーは自分ではこのプールに入らないので、20キロ以上の体重があるけど、抱き上げて中に入れます。それから手で腹や胸や手足に水をかけてあげます。本人はプールの中でじっとしているだけで何もしようとはしませぬ。手がかかるワンコです。庭の小川に雨が降って水がある時は喜んで自分からその中に入って水浴びするのに。

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デイジーのプールのそばの藤棚の下でマグパイの親子が大きな石の上で休んでいました。ひんやり冷たくて気持ちいのかしら?

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冬から春にかけて餌やどんぐりを食べに頻繁にやってきたKing parrotも久しぶりに姿を見せました。

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屋根の上にふと目をやると、Crested pigeonのカップルが仲良く休んでいました。Lovey-doveyで微笑ましい。

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ここ数週間、朝と夕方にLittle Corellaの大軍が近くの空を飛んでいます。ちょうどウミネコのような声を出してとっても賑やか。よく見ると近所の牧場に舞い降りて地面で何か食べているようです。草の種とかなのかな?

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リトル・コレラが高い街路樹の上で一休みしているところ。飛んでいても休んでいてもいつも賑やかにおしゃべりしているので、どこにいるかすぐわかります。

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去年はこの白桃の木の枝をかなり短く剪定したため、夏にほとんど実をつけませんでしたが、今年は復活。大豊作になりました。2.5Mぐらいの高さの木ですが一本で30キロぐらいの実をつけ、収穫に大わらわ。消毒はしていないので、5個に1個の割合でショウジョウバエの赤ちゃんがいるというハンディがありますが、オーガニックですから仕方ないですね。野鳥も食べに来るので絶対に消毒はしません。

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ピノ君には同じく近くでなっていたもっとサイズの大きい黄桃の実を半分に割ってあげたら、喜んでそれに足をかけて遊んでいましたわ。

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さて、収穫した白桃は熟れてしまうと地面に落ちて虫の餌になってしまうので、まだ木についているうちに取ります。(大きさは間引きしてないのでゴルフボールほどの大きさしかありません。)残った桃は全部は取らないで、いくつか木に残しておきました。かわいそうなRed wattlebirdの母鳥が餌集め出来るように。まだ完全に熟れていないので、バスケットに並べて2、3日置いておきます。3分の1は知り合いに分けてあげたら喜ばれ、生で食べるととても水々しくて美味しいと好評でした。

残りの3分の2の桃は少し柔らかくなってから、皮付きのまま半分に割って、軽く20分ぐらいレモン汁と砂糖を少しだけ入れて煮て、大きなパスタを茹でる鍋で4杯分のコンポート(stewed peaches)を作りました。ジャムにする人もいるけれど、時間と手間がかかるし、砂糖をたくさん入れる必要があるし、他の果物のように固まらなくてペクチンの粉を買って入れる必要もあるんです。だから、コンポートはずぼらな私には打って付けですわ。

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煮た後、冷蔵庫で冷やしてGreek yoghurtの上にかけたり、バニラ・アイスクリームに載せていただいています。とっても美味。残りは冷凍してあるので、しばらく楽しめます。

 

New Year's Day

新しい年が今日から始まりました。昨日まで連日かんかん照りの30度以上の猛暑でしたが、今日は曇り時々晴れになり、涼しくて過ごしやすいです。オーストラリアではクリスマスの方を大々的に祝うのですが、お正月は一応祝日というだけで、皆家族と静かにゆっくり家で過ごします。明日から仕事や商売が普段通りに始まります。

元旦の今朝、Galahの赤ちゃんのけたたましい大きな声が我が家の庭に響き渡りました。お母さんに餌をねだっているのです。まだ幼くて白い産毛が身体中を覆っています。お母さんも子育てに一生懸命です。

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ふと隣のLさんの家に目をやると、彼女が昔作りかけていた温室の骨組みの鉄のアーチの上にハトやスズメが休んでいました。猛暑の日は鳥たちは木陰に隠れて姿が全く見えないのですが、今日は涼しくてこんなところで休憩です。

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ここに住んで十年以上になりますが、物置小屋の後ろにこんなフルーツがなっているのを初めて発見。なんとプラムでした。赤く熟れたのを取って食べてみたら、種に近いところはとっても酸っぱいんですが、それ以外は甘いみずみずしい果肉でとっても美味。

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毎年夏になると我が家のゲートの前で一斉に綺麗なピンクの花を咲かせている木。ずっと名前を知らずにいたら、先日滞在していった母が「ネムノキ」だと教えてくれました。名前は同郷の静岡県の掛川市に障害のある子供たちのために元女優の宮城まり子さんが設立した社会福祉施設「ねむの木学園」で聞いたことがありましたが、これがそうだったとは園芸音痴な私は今まで全然知りませんでしたわ。英名はPersian Silk Treeというそうですが、色も形もその名のとおり繊細で美しい花です。

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去年はクリスマスとお正月を日本で過ごしましたが、今年はオーストラリアでお正月用に自分でちょっとした料理を作りました。数ヶ月前に、圧力鍋を買っていろいろな料理を試しに作っていますが、時短で簡単に何でも作れるので大重宝しています。今回は豚バラ肉と卵、しらたきの生姜煮を作りました。こちらのしらたきは太くてきしめんのような形で、低カロリーのパスタの代用品としてスーパーで売っています。値段も日本にくらべ高くて250グラムで4ドルぐらいします。(日本円で約300円ぐらい)お醤油、お酒、砂糖そして隠し味にオイスターソースを入れました。バラ肉を油抜きし、ゆで卵を作ってから材料を全部入れて15分火にかけて、30分ぐらい圧力が下がるまでそのままにしておいただけで、味がしっかりしみて柔らかい料理が完成。Yum!

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それからデザートには最近はまっているレアチーズケーキ。ゼラチンを入れて冷蔵庫で固めるので、冷たくて夏にぴったり。今回はブルーベリーとラズベリーを飾ってみました。レモン汁も入っているので甘酸っぱくてさっぱりした味。でもいくらでも食べられるのでちょっと危険。

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人生フルーツ

最近映画「人生フルーツ」を観て感激。80歳後半と90歳前半の老夫婦のドキュメンタリー。自分たちの庭に植たたくさんの種類のフルーツや野菜を育てながらのゆっくり慌てない生活。ああ、こういう生き方って素敵だと思ってしまいました。我が家の庭には前のオーナーが植えたフルーツの木がありますが、最近ではApricot(杏)の実が去年よりも多く実り、熟れたのを取って食べたらスーパーで売っているのよりとても甘かった!木の高い枝についた実は残念ながら取れず、みんな野鳥が平らげてしまいましたわ。

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前回のブログでもちょっと触れましたが下の写真は英語でMulberriesと言われている桑の実。最初は緑で白に変わり、最後に熟すとうっすらピンクになります。思わずほおばると、とてもみずみずしくて甘かった。

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ところで、インコのピノくんには時々Seedy grass(種のような実をつけた草)をいくつか束ねてあげています。野生のインコはそういうのを食べているそうです。ずっと前、メルボルンの大学へ通っていた時に下宿していた家の若い女性オーナーから聞きました。ピノくん場合は退屈しないようにするためにあげています。早速かじって遊んでいました。

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クリスマスツリーを飾るのはやめて、薪ストーブの煙突にフックをつけてクリスマスツリー用の飾りをひっかけたりして飾ってみました。先日買ったSnow Globeに加えて天使のドアストッパーやツリーを象ったお菓子の缶、それにおもわずお店て見つけて買ってしまったかわいい2人の女の子のオーナメントも上に並べてみました。こちらのクリスマスは真夏なのに、オーナメントはみんなマフラーをして冬の格好をしています。

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いろいろ店をまわってWreathを探したのですが気に入ったものが見つからなかったので、Youtubeでみつけた作り方を参考に、クリスマスの柄のついた6種類の布を細く切ってワイヤーのリングに縛り付けて使って作ってみました。キッチンの壁に飾ったら思いの外素敵で喜んでいます。仲のいい友達にも一つプレゼントしました。

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Noisy Friarbird

もう夏のはずなのに、朝はいまだに肌寒く昼間は気温が上がって暑くなります。地元の人が言うように、アーミデールはまさに1日に 四季があるようです。涼しいのは助かりますが...

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さて、もう十年ぐらい前になりますが以前住んでいた家の庭で見つけた卵から孵ったばかりの鳥の赤ちゃんを見つけ、育てました。その鳥は大きくなって、完全にはねが生えてからNoisy FriarbirdというRed wattlebirdと同じ蜜吸鳥だということがわかりました。ボーンと名付けて一年ちょっとペットとして育てていました。とても可愛がっていましたが、ある日家の中でカゴから出して遊ばせていると開けたドアから逃げてしまいました。それから野生の ノイジー・フライヤーバード何度か見かけたことがありましたが、今回久しぶりに我が家の庭で発見。桑の実を食べているところを写真に収めました。この鳥の面白い特徴は頭に羽が生えてないハゲタカのような鳥で、目の上に眉毛が生えていることです。(英語でfriarとは「僧侶」の意味があります。頭の毛がないのでそういう名前がついたのだと思います。)姿からLeather Headというニックネームも持っています。プアープアープアーという壊れたラッパのような面白い声で鳴きます。とてもなついていたボーンのことを思い出しましたわ。なかなか縄張り意識が強くて、実を食べに来た他の鳥を追っ払っていました。

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今年も庭に植えられたいろいろなバラの花が咲きました。上は大きなアプリコット色のバラ。

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直径3センチほどの小さな花をつけるRose Bush。白とピンクが混ざっています。

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単に花びらをつける鮮やかな色のRose Bush。

カモの訪問

最近、突風が吹いたり、雷雨になったりと荒れた天気になりました。去年の今頃は猛暑でしたが、今年は気温がそれほど上がらず、とても過ごしやすい天気が続いています。暑さが苦手な私にとっては嬉しいことです。

さて、庭を流れる小川に水がたっぷりあるわけではないのに、なぜかカモのペアが来るようになりました。早朝、草の上をゆっくりとお散歩。我が家の庭で見るのは滅多にありません。

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今、Magpieのペビーラッシュで、ちょっとグレーがかった色をした子供がお母さんの後をついて行っているのをあちこちで見かけます。大きな声を出して餌をねだると、お母さんが地中をほじって虫か何かを口にくわえて子供の口に入れてあげます。下の写真は水浴びをしているお母さんの横で、水しぶきを浴びながら自分も水浴びをしているつもりの子供のマグパイ。こうやって親からいろいろ学んでいくのね。とっても微笑ましい光景です。

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今年80歳になる母が日本から来て、3週間滞在していきました。来た時には運動不足で足が弱っていましたが、滞在中、毎日庭を散歩していたら、帰る時には足に筋肉がついてしっかり歩けるようになりました。日本だとアスファルトやコンクリートばかりで歩くと足が痛いのですが、草や土の上を歩くとクッションになってとっても歩きやすいのだそう。日本に帰っても公園など、土の上を歩いて、筋力を保ってもらいたいものです。

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こちらのお店は今どこもクリスマス一色で、プレゼントを買う人で平日から賑わっています。母とショッピングセンターのキッチン用品のお店の店頭に飾ってあったクリスマスのSnow Globeを見つけて思わず買ってしまいました。お店の人によると、去年は売り出してから3日で完売だったので、今年はたくさん入荷したんだそう。サンタや雪だるまなど、いかにもクリスマスらしいものもありましたが、親子4人で街灯の下でクリスマスの歌を歌っているこのグローブが気に入りました。夜部屋を暗くしてスイッチを入れると中に明かりが灯って、銀色の紙吹雪が動きだして雪が舞っているよう。とても素敵。感動した母も同じものを買って日本へ持ち帰りました。

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草ぼうぼう

アーミデールは朝晩ちょっとひんやりしますが、昼間は半袖でちょうどいいです。気候があたたかくなって、最近の雨も手伝って、草がぐんぐん伸び、二週間おきに草刈りをしないとぼうぼうになってしまいます。面倒ですが、そうしないと蛇などが草にかくれていたりするので、短く刈っておく必要があります。

さて、初夏の気候になって我が家の庭に餌を求めてやってくる野鳥の数も減りました。あちこちに食べられる餌が豊富にあるのでしょう。それでも、最近めっきりみかけなかったLittle Corellaが餌を食べにほんの少しの間だけですが、姿を現しました。

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Green Parrotsのつがいが、水浴びを楽しんでいきました。オス(左)はとても鮮やかな緑をしていますが、メス(右)は地味な色をしています。

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昨日、日本から遊びに来た母が興奮して真っ赤なサクランボがたくさん木に実っていると教えてくれました。いつもはKarrawongというカラスぐらいの大きさで、上半身が黒く、下半身にすこしだけ白が入った大きな鳥が赤くなる前にほとんど食べてしまっていたのですが、今年はたくさん残っています。不思議。母と一緒にサクランボ狩りを楽しみました。真っ赤な実は甘くておいしいのですが、まだ完全に赤くないのはすっぱい。

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そして今年も庭のあちこちにオーストラリア原生のBottlebrushという瓶を洗うブラシのような形をした花が咲きました。写真はピンク色の花。

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下は上の花の4分の1ぐらいの大きさの小さな黄色いBottlebrushの花。とってもかわいい。

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野うさぎのダンス

アーミデールも昼間はすっかり初夏の気温になりました。湿度も60%ぐらいで蒸し暑いです。半袖でちょうどよくなりました。ピノくんも毎日早朝からかごを外に出してあげると、訪れる野鳥の声に合わせて大きな声を出して鳴きます。きもちよさそう。

我が家に住み着いた2匹の野うさぎ。最近では家のまわりをうろちょろ。この日もキッチンからすぐ近くまでやって来ました。残念ながら2匹で走り回っているので両方を写真に収めるのはちょっと無理。それでも1匹がやっと止まってくれたのでシャッターを切りました。とってもかわいい!

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英名Paulowniaという桐の木の花が今年もたくさん咲きましたが、手のひらぐらいの大きな花の中に長いクチバシをつっこんでRed Wattlebirdが花の蜜を食べに毎日来ています。先がブラシのような長い舌で、効率よく蜜をかき集めることができるそうす。

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庭の真ん中に生えているOak Treeが春になって枯葉を落として新しい葉をつけました。その葉の間に垂れ下がったものがあって、最初は何なのかわかりませんでしたが、たくさんのミツバチがブンブン飛んで蜜集めをしているのを見て、やっとこれが花だったんだと気づきました。意外でしたわ。

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暖かくなって野鳥用の水鉢に水を入れても、いろんな鳥が水浴びに来て、すぐに減ってしまいます。中でもマグパイはその大きな翼で多量の水を掻き出してしまうのです。

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