K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

春雨とフルーツの花

ずっと寒くて乾燥しっぱなしで、お肌もひりひりしてきましたが、やっと先週から雨が降り出し一週間ぐらい降ったり止んだりしていました。大地にも緑の草が見え始めて、小川も水でいっぱいです。デイジーも毎日お散歩から帰ると、庭の小川にダイビングして火照った体を冷やすのが日課になりました。

それにしてもよく雨が降りました。野鳥も雨降りの日は我が家の庭の桐の木に止まって、じっとしていました。健康な野鳥の羽は雨が当たってもはじいてくれて良質の雨コートです。

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King parrotsの1羽がウッドデッキのパネルの上に止まっているのを発見。屋根があって雨が当たらない所がちゃんとわかっていたのかな。賢い鳥ですわ。

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一週間降っていた雨も昨日の夕方から止んで、今日は快晴となりました。庭のフルーツの木が一斉に花をつけました。下はYellow Peachesの花。

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次はNashi Pearsの花。

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濃いピンク色が鮮やかなPlumsの花。

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そして小さなサクランボのような実をつける観賞用のCrab Apple Treeの花。

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ところで、花の写真を撮っている時、頭の上でバサバサという羽音がしたので、見上げると、Butcherbirdが飛んでいるのが見えました。どうも庭に巣作りをし始めたようで、近づくと威嚇しに飛んできます。憎めないやつだけど、要警戒です。

野鳥オンパレード

あちこちでYellow Wattleの花が満開でいよいよ春も本番の気配。でも、相変わらず朝はマイナス2−3度でまだまだ寒いです。それでも野鳥たちは昼間のポッカポッカ陽気を楽しんでいます。我が庭では普段全くみかけない、すらっとモデルのように細いWhite-faced Heronというサギが訪れて、しばしキャットウォークを楽しんでいきました。

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寒い朝はBushという背が低くてたくさん小さな葉をつけたこんもりした低木に隠れている小さなOwl Finchesも陽が高くなると遊びに出てきます。

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庭にある野鳥用の水鉢はもうずっと前に買ったのですが、最近ひび割れて水が漏れるようになってしまいました。原因は私が朝、水面に貼った氷を解かそうと熱湯を注いだためです。残念!それでも野鳥たちは水浴びにやってきます。最近家の近くでは見かけなくなったRed Wattlebirdも久しぶりに元気な姿を見せてくれました。

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スズメのトリオも水しぶきをあげていました。

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それから恥ずかしがり屋であまり長居をしたことがないKing Parrotsが食事の後水を飲んでいるのを目撃。初めてですわ。

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そういえば、いつも1組のオスメスのカップルしか来なかったのに、最近は3組6羽のKing Parrotsが訪れています。とっても珍しい。(下の写真は残念ながら5羽しか写っていません。)

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ついでにもう一つ珍しかったのは、Galahが落ちたどんぐりを食べていたことです。今までは餌台に置いた野鳥用の餌を食べているのしか見たことがなかったので、新発見です。他の鳥が食べているのを見て、真似をしたのかしら?

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A cat? A possum? What???

しばらく前にOutback camという屋外用カメラを近くのBunningsというホームセンターで購入して、庭に設置しておきました。3ヶ月間放っておいて先日データを取り出してみると、不思議なものが写っている写真が2枚ありました。一枚は飛んでいるコウモリのようなものでもう一枚が下の写真。

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はっきりしませんが、四つ足で目が光っています。猫や犬のデイジーにしてはしっぽが太すぎるし、ポッサムかと思っていたら、友達がきっとキツネだろうと言いました。ポッサムは木登り名人だからこんなにしっかりと四つ足で地面に立つことはないとのこと。それにポッサムのしっぽはくるっとカールしていて、耳はこんなに大きくて尖っていません。家のこんなに近くまでキツネが来ていたなんて。デイジーはここから数メーターしか離れていないところに寝ていたはずなのに、気づかなかったとは!キツネは鶏や羊の赤ちゃんを襲って殺してしまうので嫌われています。我が家の庭では野鳥が高い木の上で寝ています。そういえば、これまでにも庭やフェンスの外側に何者かに襲われたように野鳥の羽が散乱しているのを発見。かわいそうで心が痛みました。その時は猫のしわざかと思っていましたが、もしかしたらキツネだったかも。それにしてもどこから入ってきたんだろう?

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上の写真は最近早朝から樫の木(Oak)の周りに落ちたたくさんのどんぐりを食べに来ているCrimson Rosellaの団体。ゲートからのびているdriveway(車道)の上にどんぐりが落ちて、そこを車が通るたびに殻が割れてロゼラたちにはちょうど食べやすくなっているみたい。日の出前なのに、みんなでにぎやかに朝ごはんを楽しんでいます。

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相変わらず色鮮やかなKing Parrotsのペア(右がオスで左がメス)も毎日訪れています。餌はもちろんですが、ウッドデッキの屋根上で霜が陽が当たって溶けた水を飲んだりしています。体長が45センチで、35センチぐらいのピンクとグレーのGalahやカラフルなRosellaより一回り大柄ですが、警戒心がとても強くてすぐ逃げてしまいます。

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ところで、上の写真はオーストラリアの洗濯の物干し(washing lines)。庭の片隅にあります。日本の物干しざおと違って直径7ミリぐらいの太さの金属またはプラスチックのワイヤーが張ってあります。ぶら下がっているのは洗濯バサミを入れるバスケット。一度にたくさん干せて重宝してます。ときどき、ワライカワセミ(Laughing Kookaburra)や黒白のマグパイ(Magpie)が止まって一休みしていきます。

春告花

8月に入ってまだ寒さが続いて朝はマイナス3度からプラス3度ですが、庭に春一番に咲く通称Yellow wattlesの花が咲き始めました。陽に当たって鮮やかな黄色がまぶしいです。

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インコのピノくんが食べ残した餌を外に吊るしたらEastern Rosellaたちが早速食べに来ていました。こういう餌は鳩や雀は食べられませんが、専らくちばしがペンチのようになったRosellaやGalahなどの鳥が食べています。みんなとても好きなようで吊るしてから1日であっという間になくなっていました。

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そうそう、3日前の寒い早朝、2羽のカモ(こちらでは皆ducksと読んでいます)が庭に来ていました。カモの訪問は初めてで、とても珍しい。

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ところで昨日、土曜日の昼前、日本の母と電話で話をしている時、居間の窓から我が家の敷地の横を通る道から炎が上がっているのが見えました。慌てて電話を切り、行ってみると道に生えていた草が燃えていました。誰かが付け火をしたようです。この道路に面して立っている家は我が家を含め3件しかありませんが、どこも他の道路に入り口があって車で利用することがないので舗装されていません。人が徒歩で通るだけの土の道です。夏になると長い草が生えて、それが冬には枯れえ残っていました。ここ1、二ヶ月ほど、雨がほとんど降っていませんので乾燥しきって、最近は山火事注意報が出ていました。大事をとってとりあえず000(triple zero)をダイヤルして消防車を呼びました。

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最初は消防車を呼ぶなんてちょっと大げさだったかなと思っていましたが、呼んでおいて正解!強風の中、火は瞬く間に我が家の敷地に移って来て、フェンス沿いの草や植えてあった植物を焼いてしまいました。我が家から徒歩5分の消防署から消防車が来るまで10分ぐらいかかったので、その間にバケツで敷地内の小川から水をくんではかけましたが、火が広がるのが早くて間に合いませんでした。でも三台の消防車とボランティアの消防士が10人ぐらい来てくれて、消し止めてくれたので大事には至りませんでした。とはいえ、途中、消防士たちが何もせず、燃えている火を見て立っている場面があったので、思わず大丈夫かと聞いたら、草を残しておくとまた火事の原因になるかもしれないので道路に生えている草は完全に焼き切ってしまうのだと教えてくれました。なるほど、この消防士たちはRural Fire ServiceというBush fireやGrass fire専門の消防士でよくわかっているようです。 結局80メートルぐらいの長さに渡って道路の草が燃えました。我が家の敷地は幸いにも2.5エーカー(約3000坪)あるので、この道路から住んでいる家まで60メートルほど離れていて、またその間に小川も流れているので家まで火が迫ってくることはありませんでした。

でも今回は私にも反省点がありました。草は道路を管轄するアーミデール市が刈りに来るのが当たり前と思って何もしていませんでしたが、近所の人は腰の重い市をあてにせずgrass fireに備えて自分のフェンスの外側の草は自分で刈っていたのでした。これからは冬に備えてちゃんと自分で敷地の周りの草を刈っておこうと思いました。

ピーターラビットの出現

実は一ヶ月前ぐらいから我が家の庭にうさぎが出没するようになりました。イギリスの有名な絵本作家ビアトリクス・ポッターが描いたピーターラビットそっくりの茶色の野うさぎです。それからたまに見かけていましたが、どうせ外から迷い込んているだけだと思っていたら、今朝二匹を庭で目撃。その時居間で日本の母とちょうど電話中でしたが、受話器をソファーに放り投げてカメラを手にしてシャッターを切りました。(母はそうとも知らず、ずっと話し続けていましたけどね。ごめんなさ~い。)

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すぐそばの草むらで枯れ草を口にくわえて、居間からすぐのところにある物置小屋の影にかくれてはまた出て来て草を取りにいくということを繰り返していました。電話を切ってから物置小屋に行って見ると、そばにちょこんと座っていましたが、すぐにどこかへ逃げてしまいました。外壁に立てかけてあったトタン板と壁の間に枯れ草を敷いて、巣作りをしていたようです。でもそこは家のそばだし、デイジーがウロウロするところなので、作らない方が絶対にいい場所。どこかへ移ってくれるといいのですが。デイジーに邪魔されるのではないかと心配だけど、うさぎたちが我が家の庭に住み着いてくれたことは本当に嬉しい出来事ですわ。

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今週末はアーミデールはマイナス5度で厳しい寒さに。早朝、餌を求めてめずらしく青と赤の鮮やかなCrimson Rosellaと赤、黄色、緑などカラフルなEastern RosellaとCrested Pigeonがグループで一緒に餌を夢中になって頬張っていました。最近は餌入れの中だけでなく外の草の上にも餌をまいてあげているので、一度にたくさんの野鳥たちが食べています。

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それからガラーが来ると、体が小さなRosellaたちは遠慮していました。それにしても寒〜い!鳥たちも羽をふくらめて寒さに耐えていました。

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寒さが厳しくなってから、時々Butherbirdを見かけます。しかも、ウッドデッキに置いてあるデイジーの小屋の屋根の上にのって、その横にある鳥かごにいるインコのピノくんをじっと見つめているのです。友達のふりしているけれど、もちろん隙があればピノくんを餌にしようと狙っているのですよ。普段はひょうきんな人懐っこい鳥ですけれど、実は獰猛な肉食なんです。気をつけないと。

霜月

日本では11月が「霜月」ですが、ここ南半球では7月に相当します。毎朝、零下まで気温が下がって、霜がおります。アーミデールは薪ストーブを燃やしている家が多く、朝はその煙で霧が出てとにかく寒い。動物たちもじっとしてひたすら太陽が出てくるのを待っています。

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デイジーは気温が5度以下になるとコートを着せてあげますが、日の当たるところへ行って日向ぼっこを楽しんでいます。そして寒さも気にせずいろいろ歩き回って活動的なのですが、コートを着せてあげないと自分の小屋でじっとしています。

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今朝も常連のガラーに混じって、Crimson Rosellaが6羽ぐらいのグループで来て、餌を食べていました。

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最近、またKing Parrotsのペア(左がメスで右がオス)もやってくるようになりました。Rosellaたちもそうですが餌台に置いた餌と樫の木から落ちたどんぐりも食べにくるようです。

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昼間陽が出てぽかぽかしてくると、よくOwl Finchが団体で餌台に置いたピノくんの食べ残した小さなインコ用の餌を食べに来ます。やはりトウモロコシとかひまわりの種などの野鳥用の餌はこの小鳥たちには大きすぎるようです。それにしてもこんなにたくさんのOwl Finchを見るのは初めて。名前の通り顔の柄がフクロウのように見えます。すずめよりも小型でとってもかわいい!

Chilly weather

薪ストーブを使い始めた時は随分と寒くなったと感じましたが、6月も後半に入ると寒さはもっと厳しく。毎朝7時半ぐらいに野鳥たちが庭に餌を食べにやってくるので、朝食を途中でやめて外へ出て餌を餌台に入れてあげます。ついでに犬のデイジーにも餌を。水鉢を見ると分厚い氷が張っているのでやかんのお湯をその上に注いてあげます。真冬でも野鳥たちは朝一番で水を飲みたがるので、そうしています。インコのピノコちゃんはさすがに外の温度が10度近くになってやっと外に出してあげますが、とってもはしゃいで野鳥たちに話しかけています。ピノちゃんのお口はいつも食べるのとしゃべるのでとっても忙しい!

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真冬でもCrimson Rosellaのカップルが水浴びに来ました。羽毛のジャケットを着ているから水につかっても寒くないのかしら?元気です。

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昼間晴れているとよくYellow-tailed Black Cockatooがグループでにぎやかに訪問します。松系の木の実がお目当です。

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薪ストーブに火を入れるのにもだいぶ慣れました。最初はkindlingと呼ぶ庭に落ちている木の小枝を拾ってきて、それを短く折ってストーブの下に積み重ねて置いて、その下にfire lighterという固形燃料を二つ置いて火をつけます。火がついたらその上に小さめに割った薪を置いて、空気穴を最大に開けてドアを閉めます。するとまずkindlingに火がついてそれが大きな薪に燃え移って、5分ぐらいするとストーブの中は火の海に。それからストーブの後ろ側についているfanのスイッチをいれると、温まった空気がストーブから吹き出してきます。このファンの風はストーブの熱くなった鉄板の外側を通るので、ストーブ内の煙たい空気は出しません。ちょっと湿った薪を使うと結構煙が出ますが、それはすべて煙突を通って屋根の上に出て行ってしまうんです。よくできています。薪ストーブのおかげでこの冬はとても快適にすごせます。

デイジーのおしゃれ

ここのところ冬のアーミデールに珍しく曇った天気が続いています。でも、その分湿気があるせいかあまり寒く感じられません。

さて、ワンコのデイジーは5、6年前に買った革製のこげ茶色の首輪をずっとしていました。それまで女の子らしい合成皮革の赤い首輪やもっと細めのをつけていましたが、散歩する時にぐいぐい引っ張る癖があって、何本も切ってしまったので、最後には本革製の実用性だけ考えた太い首輪にしていたのでした。ところが、古いぼろぼろの首輪をつけている汚い犬じゃ誰もが近寄られるのも嫌じゃないかと思い、首輪とname tag を新調しました。

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最初ネットで探していたのですが、とても高いので地元のペットショップへ行ったら、とてもお手頃値段で売っていました。今回はちょっと見た目を意識して、本革製のピンクの首輪にしました。駄犬のデイちゃんもすこしは可愛らしく見えませんこと?

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ついでにname tagも同じペットショップでオーダーしました。名前のDaisy(小菊)にあわせて同じ花のメダルです。裏に名前と電話番号を刻印してもらいました。以前にもこのメダル式のname tagを使っていましたが、あまりにも動き回るので、メダルの穴がすり減って切れたり、どこかへ落としてきて失くしてしまったりしたのでした。そこでその後はしばらく首輪にピタッとくっついて、ホックで中を開けると 書かれているIDが見えるパウチ式のを使っていました。でも、それも首輪と共にぼろぼろになってきたので、今回はワンサイズ小さめで軽いメダルにすることにしました。今年で十一歳で以前よりは落ち着いてきたので、まあいいかと。今度は失くさないで長持ちさせてくれるといいのだけれど。

デイジーのname tagと一緒にRed Dingoという会社から送られてきたカードにユーモアたっぷりのメッセージがついていましたので最後に紹介しませう。私にではなく、デイジーに向けているところが面白い。

G'day mate!

Here is your new Red Dingo tag.

Not only is it sure to enhance your appearance but it should give you the confidence to roam even further. You will be safe in the knowledge that if you find yourself in strangely unfamiliar territory you will be reunited with your owner.

Until then, safe adventures from all the team at Red Dingo.

Smell you later,

Red Dingo, Top Dog

 

寒さ対策

朝、外は0−5度ぐらいになりますが、新しい薪ストーブのおかげで家の中はほんわかあたたかいです。最初は薪が一晩中燃えるように寝る前にたくさんストーブに入れてから寝ていましたが、友達の家に倣ってそれはやめました。一つ気がかりなインコのピノくん。前に住んでいた家は床暖房だったので一晩中15度に保たれていて、ピノくんには快適だったんです。古い家に引っ越してもっと寒いかと思ったら、薪ストーブを一晩中燃やさなくても朝は14度ぐらいあるのでそんなに寒くありません。それに夕方暗くなったらピノくんのcageをすっかり毛布や古いふとんやタオルなどで囲ってあげるので、朝までぬくぬくみたい。ちょっと安心です。

さて、最近我が家の庭に訪れた野鳥たちです。ご覧あれ。

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White gum tree というオーストラリア原生のユーカリの木にKookaburraが来て、人間の笑い声みたいな声で鳴いていました。

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Eastern Rosellaの仲良しグループで餌を食べに来ていました。いつものことながら色がとっても鮮やか。目の保養になります。

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Magpieより一回り大きくて、頭から腰あたりまで真っ黒なKarrawong も水を飲みに来ていました。冬になるとグループで庭の端に生えている日本語でピラカンサ (firethorns)という棘のある木につく赤やオレンジの小さな実を食べに来ています。でも、小さな小鳥なども食べる獰猛な野鳥なので要注意です。

また薪ストーブの話に戻ります。家全体を暖かくしてくれてとっても重宝しているのですが、一つだけ難点が。使うとものすごく乾燥するんです。あっという間に湿度が30度台になってしまします。そこでやはり友達に聞いて、humidifier(加湿器)を購入。使っていますがあまり効果のほどは感じません。でも、ないよりましかな?

Winter has come!

仕事が超忙しくなり、ブログをすっかりご無沙汰してしまいました。職場のrestructureで仕事量がどっと増えました。Managementに新しい人員が加わるといつも大胆なことをしたり、経費の大幅なカットをします。そういう人は数年後にはすぐに新しい仕事を見つけて行ってしまうのですが、自分はこんなに斬新で画期的なことをして成功したんだと履歴書に書きたいからやりたい放題をします。下っ端の私たちは上司が変わるたびにそんなことをされたらたまりません。今オーストラリアではどの職場でもこういうことはよくあることみたい。

さて、愚痴はこのくらいにして、我が家の庭の木々の葉も落ちて冬の様子に変わってきました。気温も朝0度ぐらいになってきました。さぶ〜い!

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Galahは相変わらず常連で庭に餌を食べにやってきますが、結構自分より小さい鳥達にはちょっと意地悪な面も。Crimson Rosellaが餌を食べていたのに、この写真の二羽はそれを追っ払って餌を横取りしてしまいました。

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Crimson RosellaはCrested PigeonsやSparrowsをなぜかそんなに執拗に追っ払ったりしません。こうして並んでいるところを見ると、ロゼラは鳩とそんなに体の大きさが変わらないことに気づきましたわ。

ところで、11月に引っ越したrenovationを終えた古い家にはまだ、暖房器具がついていませんでした。天井が3Mもあってbathroomとbedroom以外は全てドアがないオープンプランなので、小さな電気ヒーターではとても温まりません。そこで、wood heater (薪ストーブ)を先週の金曜日に業者に入れてもらいました。

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準備に一ヶ月かかりました。まず店に行ってwood heater を注文。これより小さいのを選ぼうとしたら、お店の人に寒いアーミデールでは小さすぎると言われ、もう一つ大きいのを注文しました。それとheaterの下に敷くhearthというタイルと金属の枠でできたものとflue(煙突)も注文しました。それから、市役所や行き、wood heater を入れる許可をもらうために申請書を書いて提出。アーミデールはwood heaterを使っている家庭が多く、煙が健康を害するということで市が定めた煙の濃度の基準をクリアしたwood heaterしか設置できません。それだけではありませぬ。私は自分で店に行って合計二百キロぐらいに重さになるwood heater とhearthを運べないし、設置もできないので、専門の業者(水道の配管工)にお願いしました。予約がいっぱいだったので、三週間後と言われ待っていたのでした。

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wood heaterを入れると今度は薪も必要になります。こちらでは薪を売る業者が結構いて、電話で注文するとトラックやトレーラー一台分の薪を配達してくれます。薪は大きいものは斧で割るか、log splitterという機械で割ります。ちょっと面倒なところもありですが、ガラス越しに見える火がとっても綺麗だし、家中すぐに温めてくれるのでwood heaterにしてよかったなと思いますわ。