K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Black Cuckatoos

最近、Yellow-tailed Black-Cuckatoosというオウムが庭の松系の木の実を食べに毎日来ています。甲高い声を出して、大きいのに軽そうにふわふわとゆっくり空を飛びます。動作がゆっくりでとってもエレガント。まだ、開いていない松ぼっくりを木からもいでは、くちばしを上手に使ってかさを開いて、その下にかくれている種のようなものを食べているようです。食べ終わると、かさの開いた松ぼっくりを地面にたくさん落として行きます。

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面白いのはグループで来て、その中の一羽が見張り役になって(下の写真)、何も食べずに木の上で小さくキーキーという警戒音のような声を出し続けるという習性。その間、仲間は何食わぬ顔をして思う存分餌をほおばっています。真っ黒でもほおと尾のところに黄色が入っているのが特徴。

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秋がじわじわと深まって涼しくなっても、野鳥はまだまだ水バチで水浴びを楽しんでいます。この日は緑色の羽を持つ若い二羽と赤と青の鮮やかな大人のCrimson Rosellaのグループが来ていました。

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毎日餌を食べに訪れる鳩のSpotted Dovesも地味な色ながら、ズームインして見ると結構おしゃれな羽をしています。

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食欲の秋

今年はいつまでの暑いのはオーストラリアの各地で同じようで、昨日の天気予報でシドニーで35度の夏日だったと言ってました。アーミデールでも相変わらず昼間の気温は25度より下がっていません。それでも暑い真夏の夜は全部の窓を網戸にしていても、夜中になるまで家の中が熱気でムンムンしていたのに、今は夜8時にもなると冷気が入ってきて窓を閉めないと寒くなってきました。

涼しくなると人間と同じで食欲の秋なのか、夏に比べて餌を食べにくる野鳥の数が増えてきました。下の写真はEastern Rosella。いつ見ても鮮やかな羽の色に魅了されます。

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Crimson Rosellaもそばの桐の木に止まって一休み。

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あまりに小さくて肉眼ではあまりよく見えないのですが、カメラの望遠レンズで見ると、こんなに愛嬌のあるOwl Finchの姿がはっきりと見えました。口が小さいので、とうもろこしやひまわりの種、麦など、Galahや鳩が食べる餌ではなく、ピノくんの残したインコ用の餌の小さなgrainを食べてに来たようです。

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人気の水鉢では久しぶりにRed Wattlebirdが水浴びを楽しんでいました。

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黒白のMagpie Larkのペアも水浴びを楽しんでいました。

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Rainbow Lorikeets

毎年、4月に入ると随分と気温が下がってくるのですが、今年はいつまでも気温が下がりません。今でも昼間は25度以上、朝も10度以上です。それでも木々は少しずつ黄色や赤に変化して秋が感じられるようになりました。

さて、我が庭に久しぶりにRainbow Lorikeetsが3羽も訪れました。気持ち良さそうに水浴びをして行きました。

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3羽は実は親子だったようで、子供が親から餌をもらっていました。かわいい!

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これまでになしやももなどのフルーツがなるとそれを食べに来ていましたが、去年の10月ごろ果物の花が付く頃、とても寒い気温が続いたのが原因で不作でした。でも、いつも一月になるはずの黄桃の木に珍しく最近なって実がなっているのを発見。Rainbow Lorikeetsはそれを食べに来ていたのかもしれません。

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これまた久しぶりにButcherbird も来て、とてもユニークな歌声を披露してくれました。

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2、3日前の夕方もう暗くなってから、これまた本当に久しぶりにPossumくんが木に登っているのを見ました。物置の建材を片付けた時に引っ越しをしたのかと思ったら、隣の薪を積んであるところの隙間に住んでいるようです。今年も庭にある大きな樫の木にたくさんどんぐりが実りました。ポッサムくん一匹では食べきれないほどあります。だからここから出て行こうとは思っていないのかも。

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Birds of a feather flock together!

涼しくなったと思ったら、また30度以上の暑さに戻って、また20度ちょっと越すぐらいの涼しさに。初秋の陽気は本当に不安定。こちらは夏時間が去年の十月から始まりましたが、終わりに近づいた最近は朝の7時まで真っ暗で、起きるのが遅くなりがちです。早起きのはずの鳥たちも7時半ごろになってやっと庭に姿を現します。早く夏時間が終わって欲しいと思う今日この頃です。

さて、最近同じ種の野鳥が団体で水鉢に集まってきていました。下の写真の鳥はNoisy Miners と呼ばれる渡り鳥。最近アーミデールでよく見かけられますが、元々いるオーストラリア原生の野鳥を追いやってしまうあまり芳しくない評判の鳥たち。

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次はよく見かけるHoney eatersのSylvereyeという目に白い縁取りのあるうぐいす色をした小鳥。

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それから下が、Variegated Fairy-wrenと呼ばれる鳥のグループ。一羽Sylvereyeが混ざっています。尾を上に向けてピント立たせているのが特徴。

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最後はお馴染みのGalahたち。一度にこんなに餌台に群がるのは最近ちょっと珍しいですわ。

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ねずみ騒動

3月に入ってからずっと秋らしい涼しい日が続いていますが、昼間は25度以上になります。キッチンのウッドデッキの入り口にドアとお揃いの木製の特注網戸を12月の初めに業者に注文していたのが、催促して3週間遅れで到着。暑い時に本当に必要だったのに「今更何さっ!」ですわ。こちらの業者は本当に時間にルーズです。

さて、最近ワンコのデイジーが庭にある石の下や電気やインターネットのケーブルの入ったパイプの中をとっても熱心に匂いをかいでいます。それが一日中ずっとなんです。さぞかし、何か生き物が潜んでいるのだなと思いつつも忙しさにかまけて気にも止めずにいたら、ある日とんでもないことに!

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夜、なんかカサコソ、カリカリという音がLaundryの方から聞こえてくるので、行ってみるとバケツの中に入れてうっかり忘れていたデイジーのおやつの袋がびりびりになって、中のおやつも半分食べられていました。そしてそのバケツからぱっと黒い小さな影が洗濯機の後ろの方へ移動しました。そうですねずみだったんです。オーストラリアの田舎では野にハツカネズミほどのちいさなネズミがたくさん住んでいて、寒くなると餌を求めて人間の家の中に入ってくるのです。デイジーが一生懸命に匂いを嗅いでいたのはねずみだったようです。そういえば、Laundryの入り口のドアの下に2センチぐらいのギャップがあって、そこから侵入した模様。しまった!でも、冷静になってとにかく家の中に入ったねずみをどうにかしなければと思い、あちこちからねずみ取りをかき集め、セットしました。

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写真の右がねずみが中に入ると体重で後ろに傾いてドアが降りてきて生け捕りにするというmouse trap(以前、殺すのはかわいそうだと思って買っておいたものです。)左は金属部分に置いた餌を食べるとワイヤーが降りて来てねずみを挟んで殺すというもので、昔から出回っている安くて単純なわな。両方をLaundry の中とキッチンへの入り口のところにしかけて寝ました。朝になってみると生け捕りのわな2つのドアが閉まっていたので、中にいると思いきや、餌はしっかりなくなっていたけれど、ねずみは入っていませんでした。役立たず!ところが、そのそばに置いてあった安いわなにはしっかりねずみが挟まれて死んでいました。悲鳴をあげてしまいそうでしたが、手袋をして袋に入れてからGreen bin(緑のゴミ専用のゴミ箱)へ。このようなことが日常頻繁に起こる所に暮らしていると、もういちいち怯んでなんかいられませぬ。自分でも「随分たくましくなったなもんだ」と感心していると、キッチンのピノくんの餌を入れてあるバスケットのなかからカサコソという音が!もう一匹いたのです。前の晩はスイスチーズを餌にしましたが、今度はクリームチーズを餌にしてワイヤーのtrapを仕掛けると、3分後にパチン!すぐに見に行く勇気がなく、しばらくたってから行くと見事にかかっていました。次の日、ドアの下のすきまを埋めるdoor sealというのを買って来て、取り付けました。それから幸いにもねずみは見ていませんが、とんだ騒動でしたわ。

 

小鳥の乱舞

3月に入り暑さもほんの少し和らいできました。昼間も30度を越える日がなくなって過ごしやすくなりました。それでも晴れた日はいろいろな小鳥達が庭の水鉢に水浴びにやってきます。

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上の写真には一番左からWillie Wagtail, Superb Fairy-wren, Willie Wagtail, Sparrow, そして手前で黄緑色の背中を見せているのがSilvereye。こんなにいろいろな種類の小鳥が一同に集まっているのを見るのは初めて。Willie Wagtailは初登場ですが、名前のとおり犬がしっぽを振るように、黒くて長い尾をピンと上に立てて左右に揺らしている姿をよく見かけます。すばしっこくて、なかなか愛嬌のある鳥です。下の写真では一番右に飛んでいる姿が写っています。とても長い尾をしています。

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もちろん体の大きなCrimson Rosella や Spotted Doveという鳩も水浴びにやってきました。

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引っ越して来てからウッドデッキから1、2メートルぐらいの距離に生えている桐の木に時々野鳥が止まりますが、キッチンの中からも3メートルぐらいしか離れていないので、よく見えます。(キッチンの中は暗いので外からは中にいる私がよく見えないみたい。)この日はEastern Rosellaがやってきました。鮮やかの色の羽根がとってもきれい。一時はデッキにあまりにも近すぎて、枝が屋根にぶつかりそうだったので、切ってしまおうかと思いましたが、このようなこともあるので、切らなくてよかったかも。

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居間の窓からも庭に木に止まっている野鳥が時々見られます。下の写真は珍しいBlack-faced Cuckoo-shrikeという鳥。体調が尾の先まで入れて30cmぐらいある大柄なカッコーの仲間です。口に小枝のようなものをくわえていますが、巣作り中なのかしら。

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最近、午後に犬のでデイジーといっしょに庭を散歩していますが、今日もLaughing Kookaburra(ワライカワセミ)がそばの木にいたのを知らずに通り過ぎたら、驚いてさっと近くのWhite Gum Treeというユーカリの木の枝に止まりました。急いで家の中から居間の窓を開けてシャッターを切りました。

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Heatwave...

前回は天気が涼しくなったとご報告しましたが、また半端ない暑さが戻ってきました。ここ一週間以上、30−33度ぐらいになっています。雨はほとんど降っていません。日本の夏は窓を開けないと湿気で家の中はとても暑くなるけれど、こちらは不思議。乾燥しているので、昼間窓を閉め切って熱風を窓から入れないようにしておくと、家の中はひんやり涼しくて至って快適なのです。そういう夏の暑さ対策は何回かオーストラリア人から聞いていましたが、本格的にやってみたのは今回は初めて。こんなに違うものかと驚き。

野鳥達もこんな暑さじゃ、やってられないでしょうね。もちろん、我が庭の水鉢は大人気。Crimson Rosellaがやってきて水しぶきをあげていました。緑色のは若い鳥。3羽は親子なのかも。

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それからずっ〜とカメラに収めたかった念願のSuperb Fairywren (俗称Blue Wren) という小鳥の姿が撮れました(下の写真)。黒い色にブルーが鮮やかなコントラストになっていてとってもきれい。夕方近くちょっと涼しくなってから仲間と一緒に水浴びに来てました。すずめよりも体が小さくてとってもすばしっこいので、これまで何度も写真を撮ろうとしましたが、うまくいきませんでした。因に、この鳥をもっと近くで撮ろうと超望遠レンズをネットで検索したら、ウン百万もすることがわかり断念。私には残念ながら高嶺の花ですわ。

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我が家の庭の常連のGalah(ももいろインコ)のカップルも暑さを避けて木陰でほっと一息です。

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それから、まだまだ繁殖シーズンが続いているようで、別のGalahが子連れで朝餌を食べにきていました。いつも書いていますが、親より淡い色をした子供(右)はあどけなくて超かわいい!

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ところで、何年か前に日本人のお友達からいただいたニラの種を鉢に植えたら、たくさん緑色の葉が生えてきて、下の写真のような小さな白い花をつけるようになりました。最初は葉を食べていたのですが、今はしていません。というのは、あの大好きな独特の香りがしなくてニラを食べているように感じないのです。どうしてかしら?園芸が苦手の私には全く見当がつきませぬ。

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Walking around my garden

ずっと暑かったのが嘘のように先週の後半から今週にかけて最高気温が25度以下になり、大分涼しく過ごしやすくなりました。昨日は天気もよかったので午後5時前に庭を散歩しました。もちろん、犬のデイジーはいつものようにどこでも付いてきました。敷地の中を流れる小川のそばを通ると、地面近くの低いところから大きな鳥がふいに飛び上がってそばの高い木に止まりました。よく見ると、tawny frogmouthというカエルに似た口の形をした夜行性のフクロウでした。この辺はこのフクロウの生息地として知られていますが、夜行性で木と良く似た色と模様をしていて昼間見ることは滅多にありません。久しぶりの登場でした。

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それからshrub (低木)の中からにぎやかな小鳥の鳴き声が聞こえて来ました。中でたくさんの小さいhoney eatersやfinchesやスズメが楽しそうに遊んでいました。夜になるとその中で寝ているようです。やはり木々と同じような色合いでカモフラージュ。

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さらに庭を歩くと私の大好きなピンクの花が今年もよく咲いていました。名前を知らなかったので調べてみると、どうもTamarix RomossissimaとかSalt Cedarなどと呼ばれているようです。枝とかがとっても細くて繊細に見えますが、hardy shrubつまり厳しい環境でも育つ丈夫な低木だそう。意外でしたわ。ヨーロッパ、アジアに原生しているそう。日本ではお目にかかりませんでしたけど。

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下はインコのピノ君が大のお気に入りのくまのプーさんのクリップで遊んでいる写真。くちばしでつついてクリップを下に落とすのが日課です。拾ってあげるとすぐまた面白がって落とします。飽きるまで拾ってあげるのも結構疲れますが、楽しそうな顔を見るとついまた...

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珍しい小鳥

アーミデールの夏は10年前に比べるとずっと暑くなっているようです。一月になっても連日30度以上の高温が続いています。でも、乾燥しているので現在訪問中の母は湿度の高い静岡の夏よりもずっと涼しく生まれ故郷の北海道の夏のように快適だと申しております。そういわれて見れば、日陰にいればそれほど暑く感じません。アーミデールの多くの家でエアコンは入っていません。我が家も天井についた扇風機(ceiling fan)だけで十分です。

さて、最近たくさんの小鳥が水浴びに我が家の庭に来ていると思ったら、今まで一度も見かけたことのない小鳥を発見しました。下の写真の真ん中に写っているのがEastern Spinebill。花の密を吸うためにくちばしが細長くなったHoney eaterの仲間で、一緒にいる雀と同じぐらいの大きさです。胸からお腹にかけて鮮やかな山吹色をしています。

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そして一緒に水浴びに来ていたのがDouble-barred Finch (通称Owl Finch)と言う鳥(下の写真)。雀より体が小さくて、くちばしが淡い水色、そして黒い線の下のお腹の部分が薄い黄色をしていてとってもチャーミング。

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それから、三連休最後の昨日は久しぶりに現在空き家になっている11月まで住んでいた家のキッチンからバードウォッチング。するとクルミの木に10羽ほどのYellow-crested Cockatooの群れがまだ緑のクルミの実をむしゃむしゃ食べていました。そういえば、去年の同じ頃にはよくLittle Corellaのグループが食べに来ていましたわ。(『クルミどろぼう』参照:http://wattlebird.hatenablog.com/entry/2017/01/16/163436)。

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地元の人はナッツを人間が食べるために育てているからネットをかけたりして野鳥から守っているけれど、我が家のはほったらかしで、小さくて食べにくいし、よく実が入っていないものもあるので、野鳥に食べてもらっています。クルミを口で枝からもいで、足で持ってから頑丈な大きなくちばしを使って緑の皮と中のクルミの殻を剥いで実をほおばっています。嬉しそうな顔をしているように見えますわ。

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Cockatooたちを眺めていると、以前常連で訪れていたRed wattlebirdが餌台に久しぶりに現れました。写真の鳥がパートナーと育てた子供達が餌を求めて家のそばに寄って来て、アクシデントで相次いで傷ついたり命を落としてしまったりしてしまったため、大好物の練り餌をあげるのを断念してから2ヶ月ほど経ちます。その間、庭でよく声を聞いり、花の蜜を吸ったり、果物を食べたり、虫を捕まえたりしている姿を見かけるので、元気に暮らしているようです。もう毎日間近に見ることはできなくなってしまったけれど、今でもこの愛嬌たっぷりのワトちゃんを見ると嬉しくなりますわ。

Happy Belated New Year!

クリスマスイブにこちらを発ち、日本でクリスマスとお正月を過ごし2週間滞在して戻ってきました。普段はアイルランドに住んでいるけれど帰国して私が以前住んでいた家に滞在している友達にお願いして、留守中は犬のデイジーとインコのピノの面倒を見てもらいました。ペットホテルなどもあるけれど、やはり住み慣れた家で面倒みてもらうのがペットにとって一番。友達に感謝。

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クリスマス前と帰ってきてからは連日30度以上の猛暑で野鳥たちも水浴びに来てました。上の写真はEastern Rosellaと2種類の鳩(Crested pigeonとSpotted Dove)。

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黒白のヒバリ、Magpie Larkのカップルも。

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ところで、11月末に古い木造の家に引っ越しましたが、窓に網戸がほとんどついてないということを発見し、早速3つの業者に連絡をしてみました。ところが全部断られてしまいました。クリスマスの前だからということで網戸の依頼が殺到していたということもあるけれど、実は古い我が家の窓がcasement windowsという昔の方式で、網戸を簡単に付けられないタイプの特殊な窓だったのです。開ける時に鉄の棒が内側に突き出すので、窓枠の厚みをまず木材を貼って調整しなければなりませんでした。日本から一緒についてきて滞在する予定だった虫の大嫌いな母のためにも大至急網戸をつけなければなりませんでした。そして...

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DIYに。幸い近所にホームセンターで、網戸の材料が全部揃っていたので早速Youtubeにあったcasement windows用の網戸の作り方を参考に自分で作ってみたのでした。アルミ製の枠の材料を必要な長さに45度の角度で切り、4つ合わせて長方形にして、そこに網を専用の道具で張りました。それに蝶番と小さな取っ手をつけて、さらに留め具をつけて完成。生まれて初めてelectric grinderとrivet gunという工具を使いました。これまでに母の使う寝室とバスルーム、居間の窓に計4つの網戸をつけましたが、虫を入れずに風を入れることができ、なんと快適なことか。しかも網戸を1つ業者に頼むと100ドル以上かかるところ、30ドルぐらいでできてしまいました。蝶番については最初はこちらで手に入る物を使用しましたが、最後の2つは「縦型抜差蝶番」という特殊なものを日本のタキゲンという会社にオーダーしそれを使いました。その御陰て素人の私でも簡単に付けることができました。まさか網戸を自分で作ることになろうとは思いもよりませんでしたが、やってみると試行錯誤しながらも何とか作ることができました。驚きです!