K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Don't shop. Adopt!

先週は一週間ぐっと暖かくなり、昼間はコートなんかいらないぐらいでしたが、昨日からまた 寒さがもどって、今朝はマイナス2度になりました。寒かった!

晴れた日の昼間は外が暖かいので、ピノくんのカゴをウッドデッキの上に出してあげると、餌を食べにやってくる野鳥たちに向かってはしゃいでさえずっています。3日ほど前、サーっと野鳥が一羽ピノくんのカゴの屋根に乗ろうと飛んで来ました。よく見ると、それはオカメインコぐらいの大きさのGreen Parrotと呼ばれるオウム(下の写真)でした。よくグループやカップルでいるのですが、一羽だけのまだ若い鳥で、パートナーがいなかったのかもしれません。ピノくんに興味があって来たのかしら?遠目では草の色でカモフラージュされて、あまり目立ちませんが近くで見ると、鮮やかな緑でとってもきれい!我が家の庭には滅多に来ない珍しい鳥です。

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Green Parrotにアプローチかけられても、我が道を行くgoing-my-wayのピノくん。一番好きなのはやはり鏡に映る自分みたい。

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白桃の花が先に咲いていた黄桃の花に続いて満開になりました。Eastern Rosellaがその木に止まっていました。とっても素敵な組み合わせで絵になりますわ。

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これまた満開になったApricot(アンズ [杏])の木の花にブンブンみつばちがたかって、花の蜜を集めていました。

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ところで、前にも書きましたが、わんこのデイジーはRSPCAという飼い主がいない保護動物を里親に譲ってくれる動物愛護団体から10年前に譲り受けました。(ワクチンや避妊手術の経費分の260ドルぐらいかかりましたが、普通にブリーダーから犬を買うよりずっと安かったです。)引き取る前に、団体から係の人が来て我が家の敷地を囲っているフェンスを全てていねいにチェックしました。犬が脱走する可能性があるのでデイジーの場合は高さが1.2Mないとダメと言われましたが、幸い問題なく合格しました。それ以来、鎖に繋いでおく必要がなく、自由に我が家の敷地の中を歩き回っています。オーストラリアは自然のいたるところにクモがいて巣張りめぐらせています。下の写真はそんなところを通り過ぎたデイちゃんが目の上にcobweb(クモの巣)の白い眉毛をつけた顔。真っ黒な顔におしゃれなアクセントになっていますわ。

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最近、"Hope for Paws"というアメリカの動物保護団体のYoutube videosを見ましたが、気に入った言葉があります。"Don't shop. Adopt." つまり、犬や猫などが欲しいなら、店でブリーダーの育てた純血種を高いお金を出して買わないで、保護された動物を引き取って育てろということ。保護された大部分の動物は残念ながら処分されてしまう運命なので、多くの人が里親になってあげたら小さな命を救うことができるのです。また、この団体は捨て犬、捨て猫の数を減らすために、飼っている犬や猫の去勢・避妊手術をするようにと呼びかけています。意外とペットにそういうことをしてない無責任な飼い主が多いみたいです。