K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

春を告げる花

アーミデールも昼間は20度以上になってきました。朝と夜は冷えますけど、もう春の陽気です。我が家の庭を流れる小川からカエルのケロケロという鳴き声が聞こえてくるようになりました。

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上の写真は日本で言うと梅の花のようにまだ寒い春一番に咲く花で、オーストラリア原産のGolden Wattleという花です。(地元の人はYellow Wattleと呼んでいます。)ここ数日の暖かさで一斉に花が咲き始めました。鮮やかの黄色がとってもきれい。私の大好きな花のひとつ。花からはほんのり蜂蜜のような甘い香りが漂います。

f:id:Wattlebird:20170812191000j:plain2,3日前の朝のことです。Sulphur-crested Cuckatooのカップルがまた訪れました。前回は地面に落ちたくるみなどを食べていたのですが、すぐそばにある餌台にseedsがあることがわかったようで、この日はそれを食べて行きました。とっても性格はおおらかなのですが、さすがにこんなに体の大きな鳥だとそれより小さなGalahのカップルは遠慮して餌の皿を譲ってしまいました。Galahは鳩が相手だといばって餌を独占してしまうのに。自然界ではpecking order (上下関係)がはっきりしています。

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我が家の敷地にあるリフォーム中の築約85年の家の玄関のporch。以前は床板の傷みがひどくて隙間がいたるところにあって、上を歩くとたわんでしまっていましたが、最近腕のいい床専門の大工さんに頼んで張り替えてもらいました。とはいっても床板はガレージセールで手に入れた中古のものです。大工さんが古いくぎをていねいにひとつひとつ抜いて、その穴を埋めて、上からニスを塗り完成。見違えるようにとてもきれいになりました。実は普通の大工さんに最初頼んでいたのですが、デッキ用の材料で各板の間に5ミリぐらい隙間を空けて作り替えると言われました。ちょっとそれはおかしいぞと思って調べると、案の定古い家の玄関の外の床は普通の家の中の床板と同じものでなければならなかったのです。その普通の大工さん、あまりにもしつこく私にデッキ材でするように勧めてきたので、Yesと言ってしまいそうでしたが、言わなくてよかった!隙間があったら、何か物を落としても取れなかったり、ねずみや虫が巣くっても板をはがさないと何もできなくなるところでした。もちろん、普通の大工さんに支払う工賃より2倍のお金がかかってしまいましたが、後で後悔するよりずっとましです。自分がしっかりしてないと、何をされるかわかりません。今回もいい勉強になりました。