K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

デイジーのおしゃれ

ここのところ冬のアーミデールに珍しく曇った天気が続いています。でも、その分湿気があるせいかあまり寒く感じられません。

さて、ワンコのデイジーは5、6年前に買った革製のこげ茶色の首輪をずっとしていました。それまで女の子らしい合成皮革の赤い首輪やもっと細めのをつけていましたが、散歩する時にぐいぐい引っ張る癖があって、何本も切ってしまったので、最後には本革製の実用性だけ考えた太い首輪にしていたのでした。ところが、古いぼろぼろの首輪をつけている汚い犬じゃ誰もが近寄られるのも嫌じゃないかと思い、首輪とname tag を新調しました。

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最初ネットで探していたのですが、とても高いので地元のペットショップへ行ったら、とてもお手頃値段で売っていました。今回はちょっと見た目を意識して、本革製のピンクの首輪にしました。駄犬のデイちゃんもすこしは可愛らしく見えませんこと?

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ついでにname tagも同じペットショップでオーダーしました。名前のDaisy(小菊)にあわせて同じ花のメダルです。裏に名前と電話番号を刻印してもらいました。以前にもこのメダル式のname tagを使っていましたが、あまりにも動き回るので、メダルの穴がすり減って切れたり、どこかへ落としてきて失くしてしまったりしたのでした。そこでその後はしばらく首輪にピタッとくっついて、ホックで中を開けると 書かれているIDが見えるパウチ式のを使っていました。でも、それも首輪と共にぼろぼろになってきたので、今回はワンサイズ小さめで軽いメダルにすることにしました。今年で十一歳で以前よりは落ち着いてきたので、まあいいかと。今度は失くさないで長持ちさせてくれるといいのだけれど。

デイジーのname tagと一緒にRed Dingoという会社から送られてきたカードにユーモアたっぷりのメッセージがついていましたので最後に紹介しませう。私にではなく、デイジーに向けているところが面白い。

G'day mate!

Here is your new Red Dingo tag.

Not only is it sure to enhance your appearance but it should give you the confidence to roam even further. You will be safe in the knowledge that if you find yourself in strangely unfamiliar territory you will be reunited with your owner.

Until then, safe adventures from all the team at Red Dingo.

Smell you later,

Red Dingo, Top Dog

 

寒さ対策

朝、外は0−5度ぐらいになりますが、新しい薪ストーブのおかげで家の中はほんわかあたたかいです。最初は薪が一晩中燃えるように寝る前にたくさんストーブに入れてから寝ていましたが、友達の家に倣ってそれはやめました。一つ気がかりなインコのピノくん。前に住んでいた家は床暖房だったので一晩中15度に保たれていて、ピノくんには快適だったんです。古い家に引っ越してもっと寒いかと思ったら、薪ストーブを一晩中燃やさなくても朝は14度ぐらいあるのでそんなに寒くありません。それに夕方暗くなったらピノくんのcageをすっかり毛布や古いふとんやタオルなどで囲ってあげるので、朝までぬくぬくみたい。ちょっと安心です。

さて、最近我が家の庭に訪れた野鳥たちです。ご覧あれ。

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White gum tree というオーストラリア原生のユーカリの木にKookaburraが来て、人間の笑い声みたいな声で鳴いていました。

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Eastern Rosellaの仲良しグループで餌を食べに来ていました。いつものことながら色がとっても鮮やか。目の保養になります。

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Magpieより一回り大きくて、頭から腰あたりまで真っ黒なKarrawong も水を飲みに来ていました。冬になるとグループで庭の端に生えている日本語でピラカンサ (firethorns)という棘のある木につく赤やオレンジの小さな実を食べに来ています。でも、小さな小鳥なども食べる獰猛な野鳥なので要注意です。

また薪ストーブの話に戻ります。家全体を暖かくしてくれてとっても重宝しているのですが、一つだけ難点が。使うとものすごく乾燥するんです。あっという間に湿度が30度台になってしまします。そこでやはり友達に聞いて、humidifier(加湿器)を購入。使っていますがあまり効果のほどは感じません。でも、ないよりましかな?

Winter has come!

仕事が超忙しくなり、ブログをすっかりご無沙汰してしまいました。職場のrestructureで仕事量がどっと増えました。Managementに新しい人員が加わるといつも大胆なことをしたり、経費の大幅なカットをします。そういう人は数年後にはすぐに新しい仕事を見つけて行ってしまうのですが、自分はこんなに斬新で画期的なことをして成功したんだと履歴書に書きたいからやりたい放題をします。下っ端の私たちは上司が変わるたびにそんなことをされたらたまりません。今オーストラリアではどの職場でもこういうことはよくあることみたい。

さて、愚痴はこのくらいにして、我が家の庭の木々の葉も落ちて冬の様子に変わってきました。気温も朝0度ぐらいになってきました。さぶ〜い!

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Galahは相変わらず常連で庭に餌を食べにやってきますが、結構自分より小さい鳥達にはちょっと意地悪な面も。Crimson Rosellaが餌を食べていたのに、この写真の二羽はそれを追っ払って餌を横取りしてしまいました。

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Crimson RosellaはCrested PigeonsやSparrowsをなぜかそんなに執拗に追っ払ったりしません。こうして並んでいるところを見ると、ロゼラは鳩とそんなに体の大きさが変わらないことに気づきましたわ。

ところで、11月に引っ越したrenovationを終えた古い家にはまだ、暖房器具がついていませんでした。天井が3Mもあってbathroomとbedroom以外は全てドアがないオープンプランなので、小さな電気ヒーターではとても温まりません。そこで、wood heater (薪ストーブ)を先週の金曜日に業者に入れてもらいました。

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準備に一ヶ月かかりました。まず店に行ってwood heater を注文。これより小さいのを選ぼうとしたら、お店の人に寒いアーミデールでは小さすぎると言われ、もう一つ大きいのを注文しました。それとheaterの下に敷くhearthというタイルと金属の枠でできたものとflue(煙突)も注文しました。それから、市役所や行き、wood heater を入れる許可をもらうために申請書を書いて提出。アーミデールはwood heaterを使っている家庭が多く、煙が健康を害するということで市が定めた煙の濃度の基準をクリアしたwood heaterしか設置できません。それだけではありませぬ。私は自分で店に行って合計二百キロぐらいに重さになるwood heater とhearthを運べないし、設置もできないので、専門の業者(水道の配管工)にお願いしました。予約がいっぱいだったので、三週間後と言われ待っていたのでした。

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wood heaterを入れると今度は薪も必要になります。こちらでは薪を売る業者が結構いて、電話で注文するとトラックやトレーラー一台分の薪を配達してくれます。薪は大きいものは斧で割るか、log splitterという機械で割ります。ちょっと面倒なところもありですが、ガラス越しに見える火がとっても綺麗だし、家中すぐに温めてくれるのでwood heaterにしてよかったなと思いますわ。

Black Cuckatoos

最近、Yellow-tailed Black-Cuckatoosというオウムが庭の松系の木の実を食べに毎日来ています。甲高い声を出して、大きいのに軽そうにふわふわとゆっくり空を飛びます。動作がゆっくりでとってもエレガント。まだ、開いていない松ぼっくりを木からもいでは、くちばしを上手に使ってかさを開いて、その下にかくれている種のようなものを食べているようです。食べ終わると、かさの開いた松ぼっくりを地面にたくさん落として行きます。

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面白いのはグループで来て、その中の一羽が見張り役になって(下の写真)、何も食べずに木の上で小さくキーキーという警戒音のような声を出し続けるという習性。その間、仲間は何食わぬ顔をして思う存分餌をほおばっています。真っ黒でもほおと尾のところに黄色が入っているのが特徴。

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秋がじわじわと深まって涼しくなっても、野鳥はまだまだ水バチで水浴びを楽しんでいます。この日は緑色の羽を持つ若い二羽と赤と青の鮮やかな大人のCrimson Rosellaのグループが来ていました。

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毎日餌を食べに訪れる鳩のSpotted Dovesも地味な色ながら、ズームインして見ると結構おしゃれな羽をしています。

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食欲の秋

今年はいつまでの暑いのはオーストラリアの各地で同じようで、昨日の天気予報でシドニーで35度の夏日だったと言ってました。アーミデールでも相変わらず昼間の気温は25度より下がっていません。それでも暑い真夏の夜は全部の窓を網戸にしていても、夜中になるまで家の中が熱気でムンムンしていたのに、今は夜8時にもなると冷気が入ってきて窓を閉めないと寒くなってきました。

涼しくなると人間と同じで食欲の秋なのか、夏に比べて餌を食べにくる野鳥の数が増えてきました。下の写真はEastern Rosella。いつ見ても鮮やかな羽の色に魅了されます。

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Crimson Rosellaもそばの桐の木に止まって一休み。

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あまりに小さくて肉眼ではあまりよく見えないのですが、カメラの望遠レンズで見ると、こんなに愛嬌のあるOwl Finchの姿がはっきりと見えました。口が小さいので、とうもろこしやひまわりの種、麦など、Galahや鳩が食べる餌ではなく、ピノくんの残したインコ用の餌の小さなgrainを食べてに来たようです。

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人気の水鉢では久しぶりにRed Wattlebirdが水浴びを楽しんでいました。

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黒白のMagpie Larkのペアも水浴びを楽しんでいました。

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Rainbow Lorikeets

毎年、4月に入ると随分と気温が下がってくるのですが、今年はいつまでも気温が下がりません。今でも昼間は25度以上、朝も10度以上です。それでも木々は少しずつ黄色や赤に変化して秋が感じられるようになりました。

さて、我が庭に久しぶりにRainbow Lorikeetsが3羽も訪れました。気持ち良さそうに水浴びをして行きました。

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3羽は実は親子だったようで、子供が親から餌をもらっていました。かわいい!

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これまでになしやももなどのフルーツがなるとそれを食べに来ていましたが、去年の10月ごろ果物の花が付く頃、とても寒い気温が続いたのが原因で不作でした。でも、いつも一月になるはずの黄桃の木に珍しく最近なって実がなっているのを発見。Rainbow Lorikeetsはそれを食べに来ていたのかもしれません。

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これまた久しぶりにButcherbird も来て、とてもユニークな歌声を披露してくれました。

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2、3日前の夕方もう暗くなってから、これまた本当に久しぶりにPossumくんが木に登っているのを見ました。物置の建材を片付けた時に引っ越しをしたのかと思ったら、隣の薪を積んであるところの隙間に住んでいるようです。今年も庭にある大きな樫の木にたくさんどんぐりが実りました。ポッサムくん一匹では食べきれないほどあります。だからここから出て行こうとは思っていないのかも。

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Birds of a feather flock together!

涼しくなったと思ったら、また30度以上の暑さに戻って、また20度ちょっと越すぐらいの涼しさに。初秋の陽気は本当に不安定。こちらは夏時間が去年の十月から始まりましたが、終わりに近づいた最近は朝の7時まで真っ暗で、起きるのが遅くなりがちです。早起きのはずの鳥たちも7時半ごろになってやっと庭に姿を現します。早く夏時間が終わって欲しいと思う今日この頃です。

さて、最近同じ種の野鳥が団体で水鉢に集まってきていました。下の写真の鳥はNoisy Miners と呼ばれる渡り鳥。最近アーミデールでよく見かけられますが、元々いるオーストラリア原生の野鳥を追いやってしまうあまり芳しくない評判の鳥たち。

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次はよく見かけるHoney eatersのSylvereyeという目に白い縁取りのあるうぐいす色をした小鳥。

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それから下が、Variegated Fairy-wrenと呼ばれる鳥のグループ。一羽Sylvereyeが混ざっています。尾を上に向けてピント立たせているのが特徴。

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最後はお馴染みのGalahたち。一度にこんなに餌台に群がるのは最近ちょっと珍しいですわ。

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ねずみ騒動

3月に入ってからずっと秋らしい涼しい日が続いていますが、昼間は25度以上になります。キッチンのウッドデッキの入り口にドアとお揃いの木製の特注網戸を12月の初めに業者に注文していたのが、催促して3週間遅れで到着。暑い時に本当に必要だったのに「今更何さっ!」ですわ。こちらの業者は本当に時間にルーズです。

さて、最近ワンコのデイジーが庭にある石の下や電気やインターネットのケーブルの入ったパイプの中をとっても熱心に匂いをかいでいます。それが一日中ずっとなんです。さぞかし、何か生き物が潜んでいるのだなと思いつつも忙しさにかまけて気にも止めずにいたら、ある日とんでもないことに!

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夜、なんかカサコソ、カリカリという音がLaundryの方から聞こえてくるので、行ってみるとバケツの中に入れてうっかり忘れていたデイジーのおやつの袋がびりびりになって、中のおやつも半分食べられていました。そしてそのバケツからぱっと黒い小さな影が洗濯機の後ろの方へ移動しました。そうですねずみだったんです。オーストラリアの田舎では野にハツカネズミほどのちいさなネズミがたくさん住んでいて、寒くなると餌を求めて人間の家の中に入ってくるのです。デイジーが一生懸命に匂いを嗅いでいたのはねずみだったようです。そういえば、Laundryの入り口のドアの下に2センチぐらいのギャップがあって、そこから侵入した模様。しまった!でも、冷静になってとにかく家の中に入ったねずみをどうにかしなければと思い、あちこちからねずみ取りをかき集め、セットしました。

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写真の右がねずみが中に入ると体重で後ろに傾いてドアが降りてきて生け捕りにするというmouse trap(以前、殺すのはかわいそうだと思って買っておいたものです。)左は金属部分に置いた餌を食べるとワイヤーが降りて来てねずみを挟んで殺すというもので、昔から出回っている安くて単純なわな。両方をLaundry の中とキッチンへの入り口のところにしかけて寝ました。朝になってみると生け捕りのわな2つのドアが閉まっていたので、中にいると思いきや、餌はしっかりなくなっていたけれど、ねずみは入っていませんでした。役立たず!ところが、そのそばに置いてあった安いわなにはしっかりねずみが挟まれて死んでいました。悲鳴をあげてしまいそうでしたが、手袋をして袋に入れてからGreen bin(緑のゴミ専用のゴミ箱)へ。このようなことが日常頻繁に起こる所に暮らしていると、もういちいち怯んでなんかいられませぬ。自分でも「随分たくましくなったなもんだ」と感心していると、キッチンのピノくんの餌を入れてあるバスケットのなかからカサコソという音が!もう一匹いたのです。前の晩はスイスチーズを餌にしましたが、今度はクリームチーズを餌にしてワイヤーのtrapを仕掛けると、3分後にパチン!すぐに見に行く勇気がなく、しばらくたってから行くと見事にかかっていました。次の日、ドアの下のすきまを埋めるdoor sealというのを買って来て、取り付けました。それから幸いにもねずみは見ていませんが、とんだ騒動でしたわ。

 

小鳥の乱舞

3月に入り暑さもほんの少し和らいできました。昼間も30度を越える日がなくなって過ごしやすくなりました。それでも晴れた日はいろいろな小鳥達が庭の水鉢に水浴びにやってきます。

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上の写真には一番左からWillie Wagtail, Superb Fairy-wren, Willie Wagtail, Sparrow, そして手前で黄緑色の背中を見せているのがSilvereye。こんなにいろいろな種類の小鳥が一同に集まっているのを見るのは初めて。Willie Wagtailは初登場ですが、名前のとおり犬がしっぽを振るように、黒くて長い尾をピンと上に立てて左右に揺らしている姿をよく見かけます。すばしっこくて、なかなか愛嬌のある鳥です。下の写真では一番右に飛んでいる姿が写っています。とても長い尾をしています。

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もちろん体の大きなCrimson Rosella や Spotted Doveという鳩も水浴びにやってきました。

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引っ越して来てからウッドデッキから1、2メートルぐらいの距離に生えている桐の木に時々野鳥が止まりますが、キッチンの中からも3メートルぐらいしか離れていないので、よく見えます。(キッチンの中は暗いので外からは中にいる私がよく見えないみたい。)この日はEastern Rosellaがやってきました。鮮やかの色の羽根がとってもきれい。一時はデッキにあまりにも近すぎて、枝が屋根にぶつかりそうだったので、切ってしまおうかと思いましたが、このようなこともあるので、切らなくてよかったかも。

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居間の窓からも庭に木に止まっている野鳥が時々見られます。下の写真は珍しいBlack-faced Cuckoo-shrikeという鳥。体調が尾の先まで入れて30cmぐらいある大柄なカッコーの仲間です。口に小枝のようなものをくわえていますが、巣作り中なのかしら。

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最近、午後に犬のでデイジーといっしょに庭を散歩していますが、今日もLaughing Kookaburra(ワライカワセミ)がそばの木にいたのを知らずに通り過ぎたら、驚いてさっと近くのWhite Gum Treeというユーカリの木の枝に止まりました。急いで家の中から居間の窓を開けてシャッターを切りました。

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Heatwave...

前回は天気が涼しくなったとご報告しましたが、また半端ない暑さが戻ってきました。ここ一週間以上、30−33度ぐらいになっています。雨はほとんど降っていません。日本の夏は窓を開けないと湿気で家の中はとても暑くなるけれど、こちらは不思議。乾燥しているので、昼間窓を閉め切って熱風を窓から入れないようにしておくと、家の中はひんやり涼しくて至って快適なのです。そういう夏の暑さ対策は何回かオーストラリア人から聞いていましたが、本格的にやってみたのは今回は初めて。こんなに違うものかと驚き。

野鳥達もこんな暑さじゃ、やってられないでしょうね。もちろん、我が庭の水鉢は大人気。Crimson Rosellaがやってきて水しぶきをあげていました。緑色のは若い鳥。3羽は親子なのかも。

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それからずっ〜とカメラに収めたかった念願のSuperb Fairywren (俗称Blue Wren) という小鳥の姿が撮れました(下の写真)。黒い色にブルーが鮮やかなコントラストになっていてとってもきれい。夕方近くちょっと涼しくなってから仲間と一緒に水浴びに来てました。すずめよりも体が小さくてとってもすばしっこいので、これまで何度も写真を撮ろうとしましたが、うまくいきませんでした。因に、この鳥をもっと近くで撮ろうと超望遠レンズをネットで検索したら、ウン百万もすることがわかり断念。私には残念ながら高嶺の花ですわ。

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我が家の庭の常連のGalah(ももいろインコ)のカップルも暑さを避けて木陰でほっと一息です。

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それから、まだまだ繁殖シーズンが続いているようで、別のGalahが子連れで朝餌を食べにきていました。いつも書いていますが、親より淡い色をした子供(右)はあどけなくて超かわいい!

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ところで、何年か前に日本人のお友達からいただいたニラの種を鉢に植えたら、たくさん緑色の葉が生えてきて、下の写真のような小さな白い花をつけるようになりました。最初は葉を食べていたのですが、今はしていません。というのは、あの大好きな独特の香りがしなくてニラを食べているように感じないのです。どうしてかしら?園芸が苦手の私には全く見当がつきませぬ。

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