K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Walking around my garden

ずっと暑かったのが嘘のように先週の後半から今週にかけて最高気温が25度以下になり、大分涼しく過ごしやすくなりました。昨日は天気もよかったので午後5時前に庭を散歩しました。もちろん、犬のデイジーはいつものようにどこでも付いてきました。敷地の中を流れる小川のそばを通ると、地面近くの低いところから大きな鳥がふいに飛び上がってそばの高い木に止まりました。よく見ると、tawny frogmouthというカエルに似た口の形をした夜行性のフクロウでした。この辺はこのフクロウの生息地として知られていますが、夜行性で木と良く似た色と模様をしていて昼間見ることは滅多にありません。久しぶりの登場でした。

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それからshrub (低木)の中からにぎやかな小鳥の鳴き声が聞こえて来ました。中でたくさんの小さいhoney eatersやfinchesやスズメが楽しそうに遊んでいました。夜になるとその中で寝ているようです。やはり木々と同じような色合いでカモフラージュ。

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さらに庭を歩くと私の大好きなピンクの花が今年もよく咲いていました。名前を知らなかったので調べてみると、どうもTamarix RomossissimaとかSalt Cedarなどと呼ばれているようです。枝とかがとっても細くて繊細に見えますが、hardy shrubつまり厳しい環境でも育つ丈夫な低木だそう。意外でしたわ。ヨーロッパ、アジアに原生しているそう。日本ではお目にかかりませんでしたけど。

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下はインコのピノ君が大のお気に入りのくまのプーさんのクリップで遊んでいる写真。くちばしでつついてクリップを下に落とすのが日課です。拾ってあげるとすぐまた面白がって落とします。飽きるまで拾ってあげるのも結構疲れますが、楽しそうな顔を見るとついまた...

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珍しい小鳥

アーミデールの夏は10年前に比べるとずっと暑くなっているようです。一月になっても連日30度以上の高温が続いています。でも、乾燥しているので現在訪問中の母は湿度の高い静岡の夏よりもずっと涼しく生まれ故郷の北海道の夏のように快適だと申しております。そういわれて見れば、日陰にいればそれほど暑く感じません。アーミデールの多くの家でエアコンは入っていません。我が家も天井についた扇風機(ceiling fan)だけで十分です。

さて、最近たくさんの小鳥が水浴びに我が家の庭に来ていると思ったら、今まで一度も見かけたことのない小鳥を発見しました。下の写真の真ん中に写っているのがEastern Spinebill。花の密を吸うためにくちばしが細長くなったHoney eaterの仲間で、一緒にいる雀と同じぐらいの大きさです。胸からお腹にかけて鮮やかな山吹色をしています。

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そして一緒に水浴びに来ていたのがDouble-barred Finch (通称Owl Finch)と言う鳥(下の写真)。雀より体が小さくて、くちばしが淡い水色、そして黒い線の下のお腹の部分が薄い黄色をしていてとってもチャーミング。

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それから、三連休最後の昨日は久しぶりに現在空き家になっている11月まで住んでいた家のキッチンからバードウォッチング。するとクルミの木に10羽ほどのYellow-crested Cockatooの群れがまだ緑のクルミの実をむしゃむしゃ食べていました。そういえば、去年の同じ頃にはよくLittle Corellaのグループが食べに来ていましたわ。(『クルミどろぼう』参照:http://wattlebird.hatenablog.com/entry/2017/01/16/163436)。

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地元の人はナッツを人間が食べるために育てているからネットをかけたりして野鳥から守っているけれど、我が家のはほったらかしで、小さくて食べにくいし、よく実が入っていないものもあるので、野鳥に食べてもらっています。クルミを口で枝からもいで、足で持ってから頑丈な大きなくちばしを使って緑の皮と中のクルミの殻を剥いで実をほおばっています。嬉しそうな顔をしているように見えますわ。

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Cockatooたちを眺めていると、以前常連で訪れていたRed wattlebirdが餌台に久しぶりに現れました。写真の鳥がパートナーと育てた子供達が餌を求めて家のそばに寄って来て、アクシデントで相次いで傷ついたり命を落としてしまったりしてしまったため、大好物の練り餌をあげるのを断念してから2ヶ月ほど経ちます。その間、庭でよく声を聞いり、花の蜜を吸ったり、果物を食べたり、虫を捕まえたりしている姿を見かけるので、元気に暮らしているようです。もう毎日間近に見ることはできなくなってしまったけれど、今でもこの愛嬌たっぷりのワトちゃんを見ると嬉しくなりますわ。

Happy Belated New Year!

クリスマスイブにこちらを発ち、日本でクリスマスとお正月を過ごし2週間滞在して戻ってきました。普段はアイルランドに住んでいるけれど帰国して私が以前住んでいた家に滞在している友達にお願いして、留守中は犬のデイジーとインコのピノの面倒を見てもらいました。ペットホテルなどもあるけれど、やはり住み慣れた家で面倒みてもらうのがペットにとって一番。友達に感謝。

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クリスマス前と帰ってきてからは連日30度以上の猛暑で野鳥たちも水浴びに来てました。上の写真はEastern Rosellaと2種類の鳩(Crested pigeonとSpotted Dove)。

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黒白のヒバリ、Magpie Larkのカップルも。

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ところで、11月末に古い木造の家に引っ越しましたが、窓に網戸がほとんどついてないということを発見し、早速3つの業者に連絡をしてみました。ところが全部断られてしまいました。クリスマスの前だからということで網戸の依頼が殺到していたということもあるけれど、実は古い我が家の窓がcasement windowsという昔の方式で、網戸を簡単に付けられないタイプの特殊な窓だったのです。開ける時に鉄の棒が内側に突き出すので、窓枠の厚みをまず木材を貼って調整しなければなりませんでした。日本から一緒についてきて滞在する予定だった虫の大嫌いな母のためにも大至急網戸をつけなければなりませんでした。そして...

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DIYに。幸い近所にホームセンターで、網戸の材料が全部揃っていたので早速Youtubeにあったcasement windows用の網戸の作り方を参考に自分で作ってみたのでした。アルミ製の枠の材料を必要な長さに45度の角度で切り、4つ合わせて長方形にして、そこに網を専用の道具で張りました。それに蝶番と小さな取っ手をつけて、さらに留め具をつけて完成。生まれて初めてelectric grinderとrivet gunという工具を使いました。これまでに母の使う寝室とバスルーム、居間の窓に計4つの網戸をつけましたが、虫を入れずに風を入れることができ、なんと快適なことか。しかも網戸を1つ業者に頼むと100ドル以上かかるところ、30ドルぐらいでできてしまいました。蝶番については最初はこちらで手に入る物を使用しましたが、最後の2つは「縦型抜差蝶番」という特殊なものを日本のタキゲンという会社にオーダーしそれを使いました。その御陰て素人の私でも簡単に付けることができました。まさか網戸を自分で作ることになろうとは思いもよりませんでしたが、やってみると試行錯誤しながらも何とか作ることができました。驚きです!

Baby galah & bats

アーミデールは珍しく30度を越える日が出てきました。昼間外に出ると肌にさすような強い日差しが感じられます。でも乾燥しているので、屋内や木陰に入ると涼しいです。家の窓やドアを開けておくと帰って熱い空気が入ってきて暖まってしまうので、こういう日は閉めてさらにカーテンやブラインドで家中を暗くしておくとひんやりしています。それでも夕方までには家全体が暑くなるので、外が涼しくなった頃に窓やドアを開けます。

もう何回かご報告しましたけど、このシーズンはGalahの赤ちゃんが親鳥と一緒に行動するのがよくみかけられます。お腹がすくとおねだりしてけたたましい鳴き声で催促。すると親が交代で口移しで餌をあげます。食欲旺盛で何度餌をもらっても何度も催促で親鳥は大変。今朝はウッドデッキそばの桐の木にいるのを発見。近くでいい写真が撮れました。f:id:Wattlebird:20171216050753j:plain

 昼間あまりに暑くて、引っ越ししてからあまり利用されていなかった水鉢が大活躍するようになりました。小さな雀(Sparrow), 目の周りに白い縁取りがあるSilvereyeというhoneyeaterの仲間から、中型のRed wattlebird、そして大型のMagpieまで、いろいろな野鳥がひっきりなしに水浴びに来ていました。

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ところで、ここ2,3週間続いているんですが、夕方陽が落ちると必ず西の方角から東に向かって飛んで行く黒い大きな鳥の集団がいます。全部でたぶん300羽ぐらいいるんじゃないかな。最初は渡り鳥が飛んでいるのかと思いましたが、それにしても薄暗いところをよく飛べるものだと感心していたら、実はfruit batsというフルーツを主食にする大型コウモリの集団だったのです。猫ぐらいの大きさがあります。集団で飛ぶ姿はちょっと不気味。糞からいろいろな病気が移ることもあるのだとか。オーストラリア人の友達はそんなに気にしないで、好感を抱いている人さえいますが、私はそれを聞いてちょっと心配になってしまいましたわ。庭のあちこちに桃やなしの木があって今の所素通りですが、いつか気付いてやってくるのではないかと。

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Garden ornaments

 少し前に我が家の庭に生えている何本か2−3メートルに成長したユーカリがすっかり枯れてしまっているのに気付きました。とても残念に思っていたら、最近よく降った雨と暖かい気候で新緑の葉を付けていることを発見。一安心です。

先日新しい場所に庭を移しましたが、殺風景だったので前から買ってあった古い鉄の農具の廃品を利用して作られた鳥をあちこちから集めてきて飾りました。

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今まで雑草に埋もれたりしてすっかり存在を忘れていましたが、こうして毎日見えるところに飾ってみるとなかなか愛嬌があって庭のいいアクセントに。

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ところで、最近珍しい鳥が訪問しました。White-faced Heron というサギの仲間です。よく家の前にある牧場で見かけてはいたのですが、家の庭の中で見かけるのはとても珍しい。観察すると小刻みに長い首を左右に揺らしてからヒョイと首を草の中につっこんでは虫を捕まえているようでした。のんびりリと優雅に歩きます。

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日曜日からカラッと晴れてようやくアーミデールらしい天気に。久しぶりに陽なたぼっこができてピノ君は大喜び。陽に照らされて羽根の色がとっても鮮やか。ごきげんです。

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Welcome to my new garden!

古い家と20メートル離れた家に住み始めて10日ぐらい経ちました。ウッドデッキのある北西に面していて一日中陽が入る明るいキッチンが私とインコのピノ君が一日の大半を過ごす場所になりました。(オーストラリアでは家を建てる時に日当りがよく、庭やきれいな景色を眺めることができるようにキッチンを配置しますが、夜だけ使用する寝室はそのようなこだわりはありません。)最初は不慣れだったせいか、普段一日中楽しくおしゃべりをするピノ君がすっかり無口になりちょっと心配しましたが、半日で元通りになり安心。野鳥たちも餌を求めて前の庭の方に行っていたようですが、2日目に餌皿を新しい庭に移すと、最初は恐る恐るでしたが、Galahや鳩などの常連さんがだんだん来るようになりました。3日前の土曜日には水鉢と餌台を移してセッティング完了。やはり野鳥を惹き付けるには餌と水は重要。

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そしてピノ君を喜ばそうとそばの白桃の木に吊るし餌をつけたところ、いろいろな野鳥が訪れて食べていました。

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上はEastern Rosellaのカップル。

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今度はCrimson rosella。警戒心の強いロゼラ系のオウムは普段そんなに頻繁に庭に来ないのですが吊るし餌があると来てくれます。安心して食べられるのかな?

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Little Corellaのカップルも。大好評なので1.2キロもある大きなブロックの吊るし餌を買って来たら、いろいろな野鳥が食べに来てたった一日でなくなってしまいました!

犬のデイジーの小屋もウッドデッキの上に移したけれど、最初は元の場所にあるもう一つの犬小屋で寝ていました。どうも新しい場所はお気に召さなかったようです。一週間以上たった今でも最初は元の場所へ行って寝ているようですが、朝になるとちゃんとウッドデッキの上の小屋で寝ています。どういうこと?犬の気持ちが理解できる人に是非心境を聞きたいものですわ。

Kookaburra & roses

3,4日前の雨上がりの午後。ふと洗濯の物干を見ると一羽のKookaburraが止まって、辺りを見回して餌を探していました。トカゲとか虫とか時にはヘビまで食べるようです。ふわふわのぬいぐるみのようにかわいいのですが、獰猛な野性味も。

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陽が出て来るとEastern rosellaが水鉢に水を飲みに来てました。

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普段は警戒心が強いのですが、この日は太陽の光線がまぶしくてカメラが見えなかったのか、窓のすぐ近くまで来たLittle corella を撮ることができました。

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今年は雨が多いので庭の花も嬉しそう。私はまるっきりガーデニングが苦手ですが、前のオーナーが植えたいろいろな種類のバラの花が今一斉にあちこちで咲いています。まずはObservatory小屋の後ろに生えたアプリコット色とピンクのばら。とてもいい香りがするので、時々切り花にして部屋に飾っています。

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小振りでたくさんの花をつけるモッコウバラ(Yellow banksia roses)。

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そして小さな赤いバラ。この種のバラには他に白や淡いピンクの花をつけているのもあります。

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ところで、今週の月曜日の朝、やっとリフォームの終った古い家にお引っ越し。とはいえ、その日は引っ越し屋さんに来てもらい、大きな家具や電化製品だけを運んでもらったので、服とか食器とか細々した物はまだ家に残っています。少しずつ片付けながら運んでいるので、やっと今半分終ったところです。2つの家が20メートルしか離れていないのは幸いですが、だらだら長期戦の引っ越しになりそうです。この機にいらないものを処分していますが、どうしてこんなものを溜め込んでいたのか自分でも感心するぐらい不要品があって頭痛がしますわ。

Yellow bottlebrush

数日前同僚から聞きましたが、今年の10月はアーミデールで観測史上最も寒かったとか。去年の10月は異常に暑かったですが、今年はとても涼しいです。最近、我が家の庭に小さなYellow bottlerushというオーストラリア原産の花が咲きました。名前の由来は前にも書きましたが瓶を洗うブラシのような形をしているからだそう。淡い黄色でとってもかわいらしい花です。

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藤棚にもここ数週間紫色の藤の花が咲いています。でも涼しいせいかいつもより花の数は少ないです。小さい時に親戚からいただいた「藤娘」という藤の花がついた枝を肩にかけて踊っている姿をしたひな人形を思い出します。前回日本へ帰った時に両親が処分しようとしていましたが、頼んで取っておいてもらいました。今でもまったく昔と変わらずきれいな姿をしていて、きれいなガラスケースに入っています。藤は日本だけの花だと思いきや、アーミデールでも人気あって、あちこちの庭に植えられています。日本で見たことありませんでしたが、白い品種もあります。

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一ヶ月前ぐらいに白い花を咲かせた桜の木に、さくらんぼがなりました。まだ、緑色してますけど、早速Crimson rosellaが様子を見にきていましたよ。

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先日、一羽で訪れたYellow-crested cockatooが今度は4羽で訪れました。にぎやかです。去年の地面に落ちているくるみを、肉厚の舌と足を使っておいしそうに食べていました。ぴよんと上に跳ね上がった黄色い頭飾りがなんとも愛嬌がありますわ。

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3羽のカッカトゥー。

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ずっと降っていた雨もようやく止んであたりは草で蒼々としています。草刈りをした後の我が家の庭の風景。とはいえ、ぼうぼうに生えたタンポポやらぺんぺん草やらクローバーやらの雑草をただ草刈り機で短く刈り取るだけですが、刈ってしまえば少し高級な芝生のように見えるかしら?

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野鳥の餌台には珍しくYellow-crested Cookatooが一羽で訪れました。

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それと、Little Corellaが10羽ぐらいのグループでやってきました。とてもにぎやかでしたわ。

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Red wattlebirdの子供も餌を自分で食べに来るようになりました。でも親鳥が一緒に餌台にやってくると、餌が目の前にあっても自分で食べずに大きな口をあけて鳴いて口に入れてくれと催促するんです。本能でそうしてしまうのかしら?面白くてつい笑ってしましました。ところが、この写真を取ったすぐ後、残念なことが...

庭の隅で鳥の鳴く声がしたので行ってみましたが、全く姿が見えません。声は近くからきこえるのに。何度も帰りかけては辺りをよく見てみるとやっと見つけました。古いトランポリンの真下の地面の上で弱って横たわっていたのでした。あわてて空き箱にキッチンペーパーを敷き、それに入れて野鳥保護団体のかかりつけの獣医へ連れて預けてきました。猫や他の獰猛な鳥に襲われたのかもしれません。本当にかわいそうです。助かってくれることをただひたすら祈るのみです。

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さて、昨年の今頃から始まったリフォームもいよいよ大詰めです。今まで壁の2/3だけの幅しかなかったウッドデッキを大工さんがもう一本柱を取り付けて壁の幅一杯に延長してくれました。たった1/3だけのことですが随分と広く感じます。また、隣の家から丸見えだったので、右側に目隠しのパネルを床と同じ材料で作ってもらいました。これでプライバシーが確保できます。ずっと欲しかったので大満足。暑い夏はこのデッキで食事することもOK。使うのが楽しみです。

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意外な助っ人

ここ1週間以上、雨が降ったり止んだり。雨があまり降らないアーミデールには珍しいことです。私は晴れが大好きですが、植物たちは雨をとっても喜んでいます。気温も暖かくなったので草がぐんぐん伸びて、草刈りが大変です。

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3,4日前に庭を歩いていると、写真のピンク色の花を見つけました。10Mほどの高さのあるユーカリの木の枝が強い風で折れて地面に落ちたものです。ここに住んで10年近くなりますが、初めて見る花でした。あまりにもきれいだったので思わず拾って花瓶に差して飾りました。こんな花がそんなに高い木の上に咲いていたなんて、これまで一度も気付きませんでしたわ。

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朝、餌台に餌を載せるとLittle Corellaのカップルと沢山のGalahが集まっていました。前にも書きましたがコレラは気が強いので彼らが現れるとガラーたちは餌を譲って遠巻きに恨めしそうに見ています。

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この日も珍しい緑色の小型のオウムが来ました。今まで地元の人に倣ってGreem parrotsと呼んでいましたが、正式名はRed-rumped parrotsと言うようです。右が雄で左の地味な色をしているのは雌。雄には後ろの腰の当たりにあざやかなオレンジ色が入っています。名前はそれから来ているのかな?

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ところで、ここ2週間ほど家のすぐそばのユーカリの木に10羽ぐらいのKarrawongというカラスぐらいの大きさの肉食系の白黒(全体が黒で尾に白が入っている)の鳥がいるのを何回も発見しました。Red wattlebirdの子供が周りにいたので、最初はフリズビーを投げたり、手を叩いて大きな音を立てて追っ払っていました。ところが、ある時このカワヲンたちが一生懸命に何かをつまんでは食べているのに気付きました。地面にはくるっと巻いた木の皮がたくさん落ちていたので一つひろって広げて見ると...

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黒い虫の幼虫が入っていました。カラヲンはそれを夢中になって食べていたのでした。それが分かってからは虫を食べてもらった方がいいと思い追っ払うのを止めました。でもどうして大量にこんな虫が発生したのでしょう。定期的に農薬を散布するとそういう害虫はつかないらしいのですが、私は野鳥たちのために絶対にしたくありません。それにしても、普段は小鳥などを襲って食べる習性のある獰猛なカラヲンですが、今回は助けてもらいました。感謝。