K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Little Corella

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毎年春になると、我が庭のElm Tree(ニレの木)に写真のように一斉に種がつきます。すると、オウム系のペンチのような形のくちばしをもつ野鳥たちがそれはそれは夢中になって、種を 食べます。さぞかし、おいしいんでしょうね。この鳥はLittle Corellaといって、体はGalahよりちょっと大きめで、大きな群れをなして飛び、大部分が雌雄のペアです。ビブラートのかかったうみねこのような声を出して鳴きます。町中を飛び回り、 昼間は公園など芝生や木々のあるところでえさをついばんで、夜になると山へ帰っていきます。いつも団体で鳴くので、とってもにぎやか。このリトル・コレラ と他の何種類かの野鳥は以前は寒冷なアーミデールにはいませんでしたが、ここ2年ぐらいよく見かけるようになりました。その理由に2つの説があります。地 球温暖化の影響とオウム系の鳥の習性によるもの。つまり穀物を主食とするので、穀物トラックが輸送中に道路にこぼしたものを追って移動して、いつのまにか アーミデールにたどり着いたというもの。遠目にはただの白いオウムですが、よく見ると目の周りが青、頭のてっぺん(羽根の根元)とくちばしのところがピンク、そして尾と 翼の内側が黄色で、きれいな鳥です。