K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

野生の鳥が集まる庭

庭に野鳥が集まってくるのに訳があります。まず、餌になる実をつける木があること。写真のSulphur-crested Cockatooはくるみが大好物。我が庭にはくるみの木があって、毎年、たくさん実をつけますから、Cockatooは大喜びで食べます。同じ写真の後ろ側にあるのは松の木の一種で、松の実をつけます。こちらはYellow-tailed Black Cockatooがよく食べにきます。

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くるみとか松の実を食べない野鳥を庭に惹き付けるには、やはり餌と水をあげる必要があります。特に、寒い冬には餌となるものが少なくなるようで、餌をあげるといろいろな鳥が寄ってきます。こちらのスーパーでは、野鳥の種類毎にいろいろなタイプの鳥の餌が売っています。下の写真のEastern Rosellaが食べている餌は粒をブロックに固めたもので、真ん中に通った針金を木に吊るすことができます。鳥はやはり木の上で餌を食べるのが好きなようです。

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木に吊るすタイプの餌は袋に入った粒がばらばらになった餌に比べて高価なので、年がら年中あげる分けにはいきません。そこで、下の写真のようにはちみつの容器で小さなバケツの形をした入れ物に粒の餌を入れて木に吊る下げたら、よろこんで食べてくれます。

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野鳥が毎日集まるような庭にするには、ちょっとした努力が必要です。何にもしないのでは、やはり鳥さんたちもあまり来てはくれませんから。