K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

花鳥風月

ここのところ暖かさは本格的で、初夏の陽気にさえなってきました。我が家の庭にはさらにいろいろな花が咲きました。

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前にもご紹介したことがありますがこれは英名Paulowniaという桐の花です。薄紫と黄色があってとってもきれい。よくHoney EaterのRed wattlebirdsが長いくちばしを中に入れて、みつを吸っています。花は手のひら半分ぐらいの大きさです。

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こちらはリンゴの花です。白にうす桃色が少し入っています。Crabappleの花と似ていて、つぼみは濃いピンクをしています。たくさんのみつばちが忙しそうにブンブン羽音をたててみつを吸っていました。

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先日、我が家の窓ガラスに当たって怪我をしてWIRESに保護されたRed wattlebirdの幼鳥の兄弟。一羽になっても親鳥がせっせと世話をしていてこんなに大きくなりました。今は親より少しだけ小さいだけです。でもまだ幼くてお腹がすると「チーチー」というかわいい声をだして親に餌をねだっています。お腹がいっぱいになると、一人で木の中で遊んでいます。体はまだ産毛で覆われていて、ふわふわしてとってもかわいい!

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最近は雨がよく降っています。3日ほど前の夕方のこと。雨が降っていて薄暗くなってきてから、家のベランダに置いてあるテーブルの上に雄のKIng Parrot(写真左)がとまっていて、家の中を覗いていました。家から1メートル半ぐらいの所です。お腹がすいているのかなと思い、餌台に餌を置くと逃げもせずそばにいて、ゆっくり2羽でお腹いっぱい食べて飛んで行きました。それにしても普段はとても警戒心の強いキングパロットですが、人間にこんなに近づいてきて「珍しいこともあるもんだなあ」と感心させられた出来事でした。