K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

ぽっかぽか

寒くなったり、暖かくなったり、春の気候は変化がめまぐるしいですが、その間我が家の庭は以前より春らしくなりました。下の写真はPlum(梅)の花。直径1.5cmぐらいの濃いえんじ色の実をつけます。前のオーナーがChaste Treeという紫の円錐系の花をつける3mほどの木と一緒に寄せ植えしたようで、以前はその木の枝が四方に張って覆い被さっていたので、Plumの木は陽の光を求めて真横に曲がって、高さもせいぜい1mぐらいしかありませんでした。ところが、数年前にChaste Treeが枯れてしまったので、中に生えていたこのPlumの木を残して切ってしまいました。そして曲がった枝を切ってあげたら、下の写真のようにまっすぐ上に枝をぐんぐん伸ばして春にはかわいい白くて小さな花をたくさんつけるようになりました。

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春を謳歌しているのは花たちばかりではありません。Eastern Rosellaのペアが来て、餌を夢中になって食べてます。恥ずかしがり屋なのでいつも来てはすぐに飛び立ってしまいますが、この日はゆっくりしていきました。それにしてもどうして自然はこんなにカラフルな鳥を作ることができるんでしょうね。いつ見ても感動してしまいます。

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2日ほど前、朝ふと外を見るとKing Parrotが餌を食べているところにGalahのペアがやってきました。仲良くいっしょに食べるのかと思いきや、一羽のガラーが翼を広げて威嚇ポーズで餌の皿に近づいていきました。雄のキングパロットはすぐに木の枝に避難しましたが、まだ餌を食べようとしていた雌のキングパロットに向かって何回もポーズをしていました。

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結局、キングパロットを追い出すことに成功し、ガラーのペアは餌を独占してしまいました。体は小さいくせに結構威張るのね、ガラーさん。

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