故郷での思い出2
日本から帰国してから約一週間になりますが、我が家の庭に野鳥が少しずつ戻ってきました。Eastern Rosellaのペアが水鉢で気持ち良さげに水浴びを楽しんでいました。
夕方、クルミの実を食べるためにSulphur-crested Cockatooが数羽、隣の松の木に立寄りましたが、留守中に増えてしまったマグパイの集団に追われてすぐに逃げていってしまいました。残念!
ところで、日本で15年ぶりに見て感動したのは桜の他に、田んぼ一面に咲くれんげの花でした。ピンクがかった紫色の花を見た時とっても懐かしかった。両親の家は私が小学校の時には田んぼの真ん中の一軒家でしたが、今では田んぼがすっかり消えて住宅や大きなショッピングセンター、薬局、病院、いろいろな店がたくさんできました。それでもまだ少しだけ昔の風景そのままの田んぼが残っていたので、ほっとしました。
両親の家には今年19歳になる猫がいます。子猫の時に散歩に出かけた母が近所の公園で見つけました。とても人懐っこく母について来たのが縁で、 飼われることに。昔お世話になったオーストラリア人のホストファミリーに飼われていた猫にそっくりだったので、その名前をもらってミリーと名付けました。両親にはべったり甘えるのですが、私が近づくとフーっと威嚇したり、肉球パンチしてくる嫌なやつ。そして極めつけは留守にして一人で家に置かれると、決ってウンチをしたり、吐いたりしているのです。腹いせにそうしているのでせう。時々日光浴のために外のゲージに入れてもらったり、脱走する時以外、専ら家の中だけで過ごしています。ノミがついたり、他の猫から病気が移ったりしないように するためらしいです。自由に外に出て野性味たっぷりのご近所の猫こなつと比べると、まるっきり箱入り娘のようですわ。