K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

怖い肉食系の鳥たち(リフォーム5)

ここ一週間ぐらいでやっとアーミデールも最高気温が30度以下になって、秋らしくなってきました。それでも、昼間は25度以上になるので、今日もEastern Rosellaが水鉢で水浴びしてました。気持ち良さそう!

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さて、ここ最近ぞっとすることが2回もありました。毎日、インコのピノくんのかごをベランダに出してあげていたのですが、1週間ぐらい前にそばにあるテーブルの上にCurrawong(カラスぐらいの大きさの黒白の鳥。過去のブログ「Black & White」参照。)が止まってじっとかごの中にいるピノを見ているのです。それから数日後、今度はButcherbird(Currawong の半分ぐらいの大きさ。過去のブログ「肉食系の鳥 ブッチャーバード」参照。)がピノくんのかごにしがみついて中を覗いて狙っていました。これらの鳥は肉食で小さな鳥を捕まえて食べるそうです。それから、ピノくんを外へ出すのはあきらめました。ベランダのドアを網戸にして、そのそばの室内にかごを置いています。かわいいピノくんが怪我でもしたら、たいへんですもの。

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こんなに神経質になっているのも、実は2週間前に本当にかわいそうな出来事があったからなんです。辺りがうっすら暗くなって来た日暮れごろ、我が家に餌を食べにくるRed Wattlebirdのプリンセス•ワトルが一生懸命に育てていた巣立ちしたばかりの子供が、家のすぐそばに生えている木の下の地面の上で鳴いているのを発見しました。親のいる高い枝に一生懸命にジャンプして乗ろうとしていたので、スコップの長い柄を差し出してそれに止まらせて上まで持ち上げようとしたら、片足がだらんとしているのを発見。骨折しているようでした。すぐさま、素手で捕まえて家に入り、空いていたバスケットの中に入れました。この時、親鳥たちは警戒してけたたましい鳴き声を出しましたが、怪我をした幼鳥が夜の間ずっと地面にいると他の動物に襲われてとても危険だったので、それが最善の選択でした。地元のWIRESという野生動物の保護団体へ連絡すると、その夜は餌も水もあげなくていいので、柔らかいものを下に敷いて静かに休ませて、次の日にWIRES専属の獣医に連れていくように言われました。そこで、箱半分ぐらいの量のティッシュペパーを敷いてあげてそっとしておきました。ところが、朝になると残念なことに息絶えていました。保護した時には気付かなかったんですが、結構出血していました。何もしてあげられなくって、本当に心が痛みました。状態からすると、この子供のRed Wattlebirdは肉食系の大きな野鳥に襲われて足を掴まれて逃げようと必死になってもがいたため、そのような大けがをしたのではないかと思います。本当に悲しく残念な出来事でしたが、弱肉強食の厳しい野生の世界を改めて思い知らされた事件でした。

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ところで、リフォームが予定より随分と遅いペースで進んでいますが、写真はようやくkitchen cabinetsにbench topsを置いたところです。cabinetsは自分で説明書をみながら、その通りに一つずつ板と部品をねじで組み立てていきました。初めてなので、いろいろと手こずりましたけど、1週間以上かかってついに完成。それから、破格値で購入したアカシアの板を大工さんにキャビネットの長さに合わせて切ってのせてもらいました。中央にあるキャビネットはislandですが、その上には大工さんに大きなスギの一枚板でbenchtopを作ってもらう予定です。壁にはぐるっとタイルを張ってもらいました。今、splashbackといって、ガラスやアクリルの透明の板をタイルの代わりに貼るのがはやっていますが、私のキッチンのテーマはcountry style なので、伝統的にタイルにしました。白は本当は大好きな色ではありませんが、家具や飾り物でアクセントカラーを入れるにはneutralな色にしておいたほうが無難だと思ったんです。このデザインにするまでに、たくさんのリフォームの雑誌を見ていろいろと参考にしました。もうちょっとで完成なんですが、残念なことにあと3日で日本へ6週間ほど帰国しますので、リフォームはその間お預けです。帰国後に再開します。