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K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Bottlebrushes (医療)

アーミデールは朝晩まだ涼しいですが、日中は25度近くになるようになりました。初夏の気候です。我が庭にオーストラリア原生のBottlebrushという花が一斉に咲きました。下の写真は手のひらぐらいの大きさの濃いピンクの花。

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そして小さい黄色のbottlebrush。親指ぐらいの長さです。

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大きいサイズのbottlebrushには他に淡いピンクと真っ赤など、色にバラエティーがあります。その名のとおり、瓶を洗う時に使うブラシに似ていますね。かわいいお花です。

さて、今回はオーストラリアの医療について。こちらではオーストラリア国籍や永住権を持っている人は全員、Medicareと言う国民保険に自動的に無料で加入します。医者にかかると私の場合は保険が44%ぐらいの負担をしてくれます。ただし、日本を違って歯の治療費はカバーされていないので、とても高くなります。例えば歯一本にセラミック製のクラウンをかぶせた場合2000ドル以上かかります。ただし、Medicareとは別にプライベートの医療保険もあり、それに加入していれば歯の治療費や眼鏡などの費用は部分的にカバーしてくれますが、そういった保険は掛け捨てでとても高いです。(余談ですがオーストラリアに旅行する場合には病気や怪我の時に高額な医療費を請求されないよう、日本で予め旅行保険に入っておいた方が賢いと思います。)

こちらでは病気になるとGP(General Practitioner)というオールラウンドに診てくれる医者へ行きます。自分担当の医者は決っているので、いつもその医者へ行きます。もし、専門医に診てもらう必要がある時には、このGPがその医者への紹介状を書いて、それから予約を取り診察をしてもらうことになりますので、自分で勝手に専門医へ行くことはできません。GPはとても幅広い医療知識があり、たいていの病気に対処してくれ、それに合った薬を処方してくれます。(患者はそれを持って、薬屋に行き薬を貰います。)

私がこちらの医者のいいなと思うことは、待ち合い室で待っていると、先生が待合室まで出て来て名前を呼んでくれることです。また、診察室は全部個人部屋でドアをきっちり閉めますから、他の患者と先生の話が聞こえたりすることはありません。プライバシーはちゃんと守られているので安心していろいろ話ができます。

こちらではGPは必ず、複数(5−8人ぐらい)集まって、グループでクリニックを開業していますので、もし自分担当の医者が診られない場合でも他の医者が代わりに診てくれます。GPに看護婦は付かず、一つのクリニックにせいぜい1−2人の常駐の看護婦がいるようで、ちょっとした怪我の手当や手術、心電図を測るときなど医者を手伝うだけで、普段GPのオフィスにはいません。診察中は患者はGPだけと話をして処置をしてもらいます。

大きな公立病院もアーミデールにはありますが、そこでは入院が必要な重い病気や大きな手術が必要な患者が入院するところで、そこに入るにはまずGPの診断が必要です。公立病院はその他、Emergency Departmentがあり、24時間態勢で救急の患者を診てくれます。事故による怪我や急に病気になった場合やGPのクリニックが閉まっている土曜日の午後から日曜日には、患者は直接救急に行きます。ただし、医者の数が少ないので、救急へ行くと命にかかわる怪我や病気でない場合には何時間も待たされることを覚悟した方がいいと思います。