K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

桜の花と野鳥(居酒屋)

我が家の庭に毎年赤いサクランボを付ける桜の木があって花が咲きました。日本の桜のような淡いピンクではなく、真っ白なのでちょっとピンときませんが、日本の桜はたぶん鑑賞用なので、実をつける品種とは違うのかな?

その桜の木に色とりどりの野鳥が今朝、訪れました。花が白いからカラフルなオウムの色を引き立ててくれて、素敵です。上から順番にCrimson Rosella, Grenn Parrot, Galahです。

f:id:Wattlebird:20161009104435j:plain

f:id:Wattlebird:20161009104449j:plain

f:id:Wattlebird:20161009103620j:plain

今回は居酒屋について。日本は居酒屋というとお酒を飲みながらいろいろな料理を注文できて楽しむことができますが、オーストラリアの居酒屋はpubと言って、普通は純粋にお酒だけを楽しむところです。仕事帰りにちょっと同僚と一杯やってから帰るという人で夕方からにぎわいます。カウンターでいろいろお酒やsoft drinksと言ってアルコールではないジュースや炭酸飲料を頼むことができます。お酒はビール、ワイン、ウィスキーやリキュールがあります。ビールはtapといって大きな樽からレバーを引いてSchoonerという425ml入るグラスに入れてくれ、一杯抱いた3−5ドルほどです。ワインはHouse wineという手頃な値段の白か赤のワインをグラスに注いでくれますが、量は150mlぐらいで、4−7ドルぐらいします。ノンアルコールの炭酸飲料やジュースはグラス一杯3ドルぐらいです。私はお酒に強くないので、よくカウンターでShandyというビールとレモネードを半々入れた飲み物を頼みます。アルコール分が少なく、甘みがあってとても飲みやすい飲み物です。(こちらではよくおばあさんが頼むお酒らしいです。)Martiniなどのカクテルを出すおしゃれなところもありますが、だいたいがストレートのお酒を出すのが一般的のようです。

おつまみが欲しい場合にはカウンターで小さな袋に入ったものすごく塩の効いたポテトチップスかピーナッツぐらいです。私はどちらかというと日本のようにおつまみの料理を一緒に食べられる居酒屋の方が好きです。

こちらのパブには必ずレストランがついていて、食事をする人はそこで食べます。典型的なパブの料理はサラダとポテトを付け合わせた牛肉のステーキ、 Chicken schnitzel (細かいパン粉を付けて揚げた鶏のフィレ)、ロースト(鶏、羊、豚、Lamb shank(羊のすね肉を煮込んだもの)、サーモンやバラマンディという(白身の淡水魚)のグリルしたステーキ、そして Fish & chips(魚の天ぷらとフライドポテト)やバーガー類(鶏肉、牛肉のハンバーグ、羊の肉)などで、最近はタイのカレーやパスタなどを出しているところもあります。パブは夜にぎわうので、昼食を安くして沢山お客さんを呼ぼうをしているところもあり、7ドルや10ドルでボリュームたっぷりのランチが食べられます。夜の食事はだいたい20−30ドルぐらいかかります。食事の時にお酒も一緒に楽しみたければ、パブのカウンターに行って買うことができます。

パブといってもNew England Hotel, Imperial Hotel, Grand Hotelといったホテルで経営しているところが結構あり、そういうところは安く宿を提供してくれます。(でもパブに来るお客さんで夜おそくまでうるさいかもしれません。)また、パブの中にはダンスをするフロアを持っていて、じゃんじゃん音楽をかけて踊りを楽しめるところもあります。(ただし、ダンスフロアには壁沿いにずらっとビールを片手に持って、踊る人をじっと眺めているだけの酔った殿方がいて、視線を感じてしまうかもしれませんよ。)