K's Backyard

オーストラリアの田舎町での動物とのふれあい日記

Black & White

オーストラリアにはカラフルな野鳥もたくさんいますが、白黒の野鳥もけっこういます。代表的なのは前にも紹介しましたけど、やはり下の写真のAustralian Magpie。全国どこにでもいます。カラスより小柄で、体長は36-44cm。近づいてもすぐに逃げず、とぼけたしぐさで、地面の中にいる虫を足でほじって食べる様子がとても滑稽です。

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次の写真はMagpie-larkと呼ばれる鳥です。Larkというだけあって、ヒバリの一種なのかな?家の庭に毎日やってきます。上のmagpieより小さくて体長は27cmですが、白の割合がもっと多くて、長いか細い足が特徴。いつも夫婦ペアで行動して、結構気が強く、縄張りに入って来た自分より体の大きい鳥も勇敢に追っ払いっているのをよく見かけます。目の上の白いまゆげが面白いと思いません?

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下の写真の鳥はPied Currawongという鳥で、Magpieよりも大柄で体長が41-51cm。全体に真っ黒に見えますが、翼としっぽにちょっと白が入っています。とても不気味な声で鳴きます。マグパイやマグパイ・ラークのように毎日庭で見かけます。何年か前に庭の高い木の上に巣を作って子育てしたけれど、大分経ってからその真下にある小さな小屋の屋根の上をよく見たら、いろいろな小鳥の羽根が散らばっているのに気付きました。カラウォンは肉食で、小鳥を餌としてひなに与えていたんです。ぞっとして、その巣は長い棒でつついて落として、使えないようにしました。それ以来、家の庭にはカラウォンに巣を作らせません。かわいい小鳥を守るために、庭に現れると大きな音を立てて追っ払うようになりましたが、ワンコのデイジーもいっしょになって追っ払ってくれます。カラウォンとマグパイの区別がつかないので、庭でどちらかをみつけるとワンワン吠えまくって、教えてくれます。(ティピも生きている時によく吠えてくれました!)本人は私のお手伝いをしているつもりなので、叱ることができませんけど、結構、近所迷惑じゃないかなって心配になります。

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因に、近所の猫が庭に侵入して来た時には、夜中でもずーっとワンワン吠えまくります。もちろん、ニャンコも必死になってどういう訳か、いろいろな種類の庭の木の中でも必ず柳の木に登って、朝が来るまで じっとしています。(子供の頃に聞いた「天才バカボン」という漫画の主題歌で "柳の枝に猫がいる、だからネコヤナギ〜”という歌を思い出しますわ。猫は柳が好きなのかしら?)かわいそうなニャンコ!でも、ワンコの習性なので仕方ないですね。